ファッション

LVMH メティエダール、日本の若手アーティスト米澤柊をアーティスト・イン・レジデンス第9弾に選出

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)によるクラフツマンシップの革新と発展に取り組むコミュニティー、LVMH メティエダール(LVMH Metiers d’Art)は、アーティスト・イン・レジデンス・プロジェクトの第9弾として、日本のアーティスト兼アニメーターの米澤柊を選出した。同氏は1月13日から岡山県のデニム生地メーカー、クロキに6カ月間滞在し、創作を行う。同プログラムを日本で開催するのは今回が初めて。完成した作品は2025年中に公開予定で、場所などは追って発表する。

LVMH メティエダールとは?

LVMH メティエダールは、15年の設立。モノづくりに欠かせない優れた技術を持つ工房や、職人たちの事業や活動に投資することで、世界的なクラフツマンシップの集合体を形成している。特に牧畜、皮革やエキゾチックレザー、金属加工、繊維やファブリック生産の部門でのネットワーク形成に注力。22年には、日本における活動拠点としてLVMH メティエダール シャパンを立ち上げ、その主導により23年4月にクロキとのパートナーシップ契約を締結した。また、同年11月には西陣織の老舗企業、細尾とも提携している。

クロキについて

クロキは1950年、岡山県井原市で黒木織布として創業。今年は創業75周年を迎える。60年代からデニムの製造・販売をスタートし、日本のデニムの品質向上と産業の発展をけん引してきた。清らかな水に恵まれた豊かな自然と共生しながら、染色、織布、整理加工までを自社で一貫して行い、高品質のデニム素材と製品を生産している。

米澤柊について

米澤は、1999年東京都生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科を卒業し、アーティスト兼アニメーターとして活躍。2000年代のデジタルアニメーションおよびキャラクターの身体性への関心を軸に制作を行っている。23年には、初の大規模個展「Shu Yonezawa Solo Exhibition “Happy Birth”」を東京・渋谷のパルコミュージアム トーキョー(PARCO MUSEUM TOKYO)で開催した。

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