ファッション

編集長のiPhoneに残る写真&動画から振り返る 2024年の業界私的ニュース(下半期編)

今年も、残すところあとわずか。いろんなことがありました。記者という、名刺1枚でどこにも行けて、誰にも会える仕事をしていると、1年365日の間には、本当にいろんなことがあるんです。そこでこの記事では、私のiPhone16 Proの写真フォルダを振り返って、今年1年を超私的なコンテンツでプレイバック。今回は7〜12月のファッション&ビューティニュース(!?)です。

7月3日 ハリス・リードと芸妓さんディナー@赤坂

若きデザイナーは日本の伝統文化を堪能
私は、芸妓さんと相変わらずの変顔写真

秋冬のミラノ&パリコレ直後の4月、サマーバケーションに突入する前の7月、そして春夏コレクションがひと段落した11月あたりが多いでしょうか?この時期は、多くのデザイナーが海外から日本にやってきます。このタイミングでやって来たのは、「ニナ リッチ(NINA RICCI)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるハリス・リード(Harris Reed)。彼を囲んだディナー会場は、赤坂。芸妓さんの舞踊やお酌付きです。当時28歳だったハリスに、日本の伝統文化はどう映ったのでしょうか?一方の私は、芸妓さんとこんな写真(苦笑)。きっと2025年も、こんな風に写真に収まってしまうことはやめられないでしょう。

8月3日 「ケイタマルヤマ」おしゃれ盆踊り@銀座

ファッション業界の夏の風物詩
ドラマな人生が生み出した真夏の夜の夢

7月の芸妓さんに続き、8月も日本の伝統文化を堪能しました。「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」の「おしゃれ盆踊り」です。「WWDJAPAN」は現在、ブランド設立30周年を迎えた丸山敬太さんの激動の半生を振り返る連載を続けていますが、この「おしゃれ盆踊り」は、ブランドが伊勢丹のグループ会社による一事業だったころ、モノだけじゃなくコトも提供するためにスタート。敬太さんの激動の人生と共に規模や場所を変えながら、近年は再びスケールアップして今年はついに2DAYSとなりました!

いつの通りの野宮真貴さんによる「東京は夜の7時〜盆踊りバージョン」や、「マネージャーにめちゃくちゃ褒められる(笑)」というMEGUMIさんの口上、何よりオシャレな浴衣で集う人たちで大盛り上がりのイベントには、私も毎年、いろんな服装で伺います。去年は「ケイタマルヤマ」の浴衣だったので、今年は「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE) 」と田中一光さんのコラボで伺いました。来年は、何を着ようかな(笑)?

9月4日 「ヨシオクボ」ランウエイショー!?@新宿

初めての吉本新喜劇は最前列
ファッションの魅力を再認識

2025年春夏シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京」と言えば、コレでした!こちらはデビューから20周年を迎えた「ヨシオ クボ(YOSHIO KUBO)」による、吉本新喜劇とのコラボレーション。新宿のお笑い劇場「ルミネtheよしもと」で開かれたショーは、間寛平やすっちー、島田珠代が出演する喜劇で幕を開けました。

副編集長の大塚は、毎年帰省するたびに吉本新喜劇を見ているようですが、私は初めて。振り返れば、すっちーは「緊張した」と話していましたが、最前列で拝見した1人として、もっと爆笑して会場を盛り上げるべきだったと反省しております。でも、とってもワクワク、ドキドキしていたんですよ。改めてファッションやビューティは、何かとタッグを組めば、もっともっと魅力的になることを体感した次第です。

10月2日 エディ・スリマンが「セリーヌ」を去るの記事作り@パリ

「LV」の展示会場で「セリーヌ」のニュースを
帰りの飛行機を待つ間に連携技でもう一本

随分呑気な写真を撮影した10分後、まさかのお知らせが届きました。エディ・スリマン(Hedi Slimane)=アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターが「セリーヌ(CELINE)」を去る、というニュースです。このニュースを受け取ったのは、パリコレ直後。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の展示会場でした。私と欧州通信員の藪野は、「ルイ・ヴィトン」の会場で、エディ退任のニュースに着手し、LINE配信までを終えたことをここに告白します(笑)。

ちなみに、エディの後任にマイケル・ライダー(Michael Rider)前「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」クリエイティブ・ディレクターが就任するというニュースをキャッチしたのは、私と藪野が帰りの飛行機に乗るため、空港に向かう車を待っている間でした。我々は、またしてもその場で原稿作成に着手。バタバタして疲れたけれど、こういう疲労はいつも心地よいんです(笑)。

11月6日 カキモトアームズヘアコンテスト@六本木

イケてるスタイリスト&カラーリストが
イケてる男の子&女の子を作るコンテスト

10月中旬から11月にかけては、美容師の皆さんが参加するヘアコンテストが次々と開かれます。今回は、カキモトアームズのスタッフによる社内コンテストに審査員として参加しました。カキモトアームズは、髪の毛を切るスタイリストと、カラーを手掛けるカラーリストがタッグを組み、「東京で一番かわいい男の子&女の子」を作ります。

それが、マジでカワイイこと。美容師の皆さんは感度が高いので、最近はどのコンテストでもバレエコアなスタイルなどが頻出しますが、そんなコンテストの中でも群を抜いています。みなさん、洋服はどこで買っているのかな?ヘアスタイルだけではなく、ファッションについて聞いてみたい!と思ったのでした。

11月28日 「ケイト・スペード ニューヨーク」@銀座
12月2日 「ア ベイシング エイプ」@銀座

2024年の最後は2大キャラクターと一緒に
銀座で華々しいパーティー&ディナー

年末は、ファッション業界もパーティーが増え、華やかな世界がますますカラフルに。忙しいけれど、楽しい時期がやってきました。

2024年も、都内にはさまざまなショップがオープンしました。11月末には「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」が銀座店をリニューアル。そして12月5日には、「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」が東京・銀座の中央通りに新たに路面店「ベイプストア® 銀座(BAPE STORE® GINZA)」をオープンしました。

華やかなパーティには、素敵なゲストが欠かせません。「ケイト・スペード ニューヨーク」では、コラボレーションした誕生50周年のアイコン、ハローキティがお目見え。一方、「ベイプ」のディナーには、ベイビーマイロが駆けつけてくれました。ということで、記念写真。今年も、ファッション業界には楽しいことがいっぱいありました!

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