ファッション

Lキャピタルが豪R.M.ウィリアムズの株式を取得

 関係者によると、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンの子会社であるLキャピタルは、4月15日豪アパレルメーカーのR.M.ウィリアムズの株式を取得した。同社は、約5000万豪ドル(約51億5000万円)でR.M.ウィリアムズの45〜55%の株式を取得したとのことだが、正確なパーセンテージは公表されていない。

 

 ブーツで知られるR.M.ウィリアムズは、1932年豪ビジネスマンのレジナルド・マレー・ウィリアムズが設立。豪国内で50店舗、ロンドンとニューヨークに各1店舗を運営しており、卸を含めると全世界約900店舗で販売している。ニューズ・コープのケン・カウリー元シニア・エグゼキュティブが、20年にわたり同社のオーナーであったが、ビジネス拡大の為にパートナーを探していたと言われていた。その候補として、マレーシアの最大コングロマリットであるYTLや、豪百貨店のデヴィッド・ジョーンズなどの名前が挙がっていた。カウリー元シニア・エグゼキュティブは、同社の株を保持するようだ。

 

 Lキャピタルは、通常、少数株を取得するケースが多いが、2012年にメルボルンを拠点とするフード・エンポリウムのジョーンズ・ザ・グローサーの株式の過半数を取得している。

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