ファッション

メーガン妃がライフスタイルブランド「アメリカン リビエラ オーチャード」を設立

メーガン・マークル=サセックス公爵夫人(Meghan Markle, Duchess of Sussex 以下、メーガン妃)がライフスタイルブランド「アメリカン リビエラ オーチャード(AMERICAN RIVIERA ORCHARD)」の立ち上げを発表した。

メーガン妃は2月2日、同ブランドの商標を申請。提出した書類によると、「アメリカン リビエラ オーチャード」は料理本や食器、ドリンクウエア、サービングウエアを小売店やオンラインで販売するという。また、ジャム、フルーツのプレザーブ、野菜のスプレッドなどの食品や飲料の販売も予定している。

「アメリカン リビエラ オーチャード」の発表はSNS上で行われた。メーガン妃はブランドの新しいインスタグラムアカウント(@americanrivieraorchard)でティーザー動画を公開し、3月18日時点で52万人以上のフォロワーを獲得している。このビデオではナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)の "I Wish You Love "に乗せて、メーガン妃が庭を歩き回り、花を摘み、キッチンで料理をする様子が映し出された。インスタグラムアカウントプロフィール欄には「サセックス公爵夫人メーガンによる。2024年設立。」と紹介されており、ウェイティングリストの登録ができる同ブランドのウェブサイトのURLも公開されている。

「アメリカン リビエラ オーチャード」のロゴには、メーガン妃とサセックス公爵ヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex、以下ヘンリー王子)が2人の子供、アーチー王子(Prince Archie of Sussex)とリリベット王女(Princess Lilibet of Sussex)と暮らすカリフォルニア州サンタバーバラ郡の「モンテシート(Montecito)」と記載されている。夫妻は20年に王室を離脱した後、この街に移住した。

メーガン妃がライフスタイル事業を手掛けるのは、今回が初めてではない。14年から17年にかけて「ザ・ティグ(The Tig)」というライフスタイルサイトを運営しており、食べ物や旅行のヒントを発信していた。このサイトはヘンリー王子との婚約後に閉鎖された。

またメーガン妃は、20年にヘンリー王子とともに設立したメディア制作に特化した組織、アークウェル・インクの共同設立者でもある。同社はネットフリックス(Netflix)と協業し、ドキュメンタリーシリーズの「ヘンリー アンド メーガン(Harry & Meghan)」と 「ハート・オブ・インビクタス(The Heart of Invictus)」を制作。23年6月までスポティファイ(Spotify)のポッドキャストも制作していた。

王室の職務を離れて以降、メーガン妃は21年に「ザ・ベンチ(The Bench)」というタイトルの児童書を、ヘンリー王子は23年に回顧録「スペア(Spare)」を発表している。

3月8日にオースティンで開催したサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)カンファレンスのオープニングセレモニーに出席したメーガン妃は、ブルック・シールズ(Brooke Shields)やケイティ・クーリック(Katie Couric)とともにパネルディスカッションに参加した。このイベントでメーガン妃は、ソーシャルメディアが新米ママに与える悪影響について語った。

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