ファッション

「ナイキ」“エア マックス”新作はチューブ4本が連なる“ダイナミック エア”採用

ナイキ(NIKE)」は、“エア マックス(AIR MAX)”シリーズの新作“エア マックス DN”をスニーカー専用EC「スニーカーズ(SNKRS)」や「ナイキ」の一部店舗で3月26日に発売する。価格は2万130円。

同シューズには、新たなエアユニット“ダイナミック エア(DYNAMIC AIR)”を採用した。このユニットは、4つのチューブ状のエアバッグを連ねて、部位ごとに空気圧を変化させた独自設計だ。かかと部分の気圧は高く、前足部は低く設定し、歩行に合わせてチューブ内の空気が動いてスムーズな足運びをもたらすという。

プロジェクトに際し、プロダクトディレクターやプロセスエンジニア、3Dエンジニアなど部署を横断したチームを編成し、最新のテクノロジーを駆使して開発を進めた。例えば、エアバッグの消耗テストでは、3DCGを使ったシミュレーションで、1年後の耐久性を数時間で検証。このように、仮説と検証を短いサイクルで繰り返すことで、完成度を高めた。

アッパーには、シリコンを含ませる独自のプリント技術を使い、凹凸感を持たせたテキスタイルを使った。また、デザインのアクセントとして反射材のパーツも取り入れている。

エアユニットはナイキを象徴する技術で、30年以上の歴史がある。開発をリードしたキャシー・ゴメズ(Kathy Gomez)ナイキ・エクスプロア・チーム フットウェア ヴァイス プレジデントは、「街を何時間も歩きたくなる、新しい履き心地を作りたい、というピュアな思いから始まった」と振り返る。レジー・ハンター(Reggie Hunter)ナイキ ライフスタイル フットウェア プロダクト ディレクターは「かつての“エア マックス”を愛用する世代が、このシューズを履いて衝撃を受けてくれたら、このやり方が正解だったと言えるだろう。とにかく、あらゆる人に履いてほしい」とコメントする。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

猛暑を乗り切る37の答え 2025年春夏メンズトレンドの全貌

「WWDJAPAN」7月29日号は、2025年春夏シーズンのメンズトレンドを特集します。6月のメンズ・ファッション・ウイークの「ピッティ・イマージネ・ウオモ」からパリメンズまで、13日間の取材で見いだした37のトレンドを、87ブランドの豊富なスタイルサンプルと共に紹介します。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。