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「サロン ド パルファン 2023」今年も開催! 王道からニッチメゾンまで注目ブランドを紹介

三越伊勢丹グループは、今年で11回目となる香りの祭典「サロン ド パルファン」をメンズ館で10月11日から、本館では13日から開催します(エムアイカード会員は12日に特別招待)。今年のテーマは“その先に待つのは、奥深い香りの世界”で、約50を超えるブランドが集結。フレグランス好きにはたまらないイベントとなっています。この記事では、今年の見どころをご紹介します。

ニッチメゾンが大集結!
流行を先回りし香りをまとう

今年は香り上級者からの要望が多かった、ニッチメゾンの取り扱いを拡大している点が大きな特徴。まだ日本では広く知られていないブランドや、ほかの誰とも被らない香り、流行を先回りしたアイテムなどを一気にチェックできます。

【BRAND PICK-UP】
古代のレシピを元に作られた香水「ス ル マントー」

京都にあるニッチメゾンを中心としたフレグランス専門店・ル シヤージュが出展する「ス ル マントー(SOUS LE MANTEAU)」。アートやメディア、フレグランスの世界で活躍するオリビア・プランズブール(Olivia Bransbourg)氏によって立ち上げられたラグジュアリーブランド。19世紀の書物に記されていた調合レシピを元に作られた香りが楽しめます。

【BRAND PICK-UP】
「ヴェルサティル パリ」の“二日酔いの香水”って!?

香りのクリエイションスタジオ「フレア」から出展した「ヴェルサティル パリ(VWRSATILE PARIS)」は、人々のリアルな日常生活からインスパイアされたパリ発のフレグランスブランド。軽やかな泡立ちのカプチーノにクロワッサンのバターが香る朝食のシーンや、二日酔いのシーンを想起させる香りなど、人生の7つの嗅覚の瞬間を楽しめる“ディスカバリーボックス”(1mL×7本、4950円)を販売します。

【エディターズチェック】
実際に二日酔いの香り“ギュルドボワ”を試してみました。トップにラム酒のねっとりとした甘みを感じ、時間が経つにつれてタバコのようなスモーキーな香りが漂います。二日酔いがテーマなだけあって、お酒の余韻をしっかり感じました。(戸松)

気になる香りを気軽にチェック!
ディスカバリーセットが豊富

フレグランス初心者に向け、今年はディスカバリーセットの取り扱いが多いのも特徴です。香りの新たな出合いを見つけたい人、気になるブランドの香りを一通り試してみたい人にはピッタリ。初めて出合うブランドが多い“サロパ”だからこその嬉しい取り組みです。

アートも台湾茶も!
五感で楽しむ香水の世界

会場内にはNY在住のアーティスト・ヴェリエ(Verrier)のアート作品を楽しめるコーナーを用意しているほか、初の取り組みとしてフレグランスとワインの香りについてのセミナーを開催(13日開催、人数制限あり先着順。参加費8800円)。嗅覚で堪能する香水に味覚や視覚を掛け合わせ、五感でフルに楽しむことを目的とした取り組みが行われています。

【BRAND PICK-UP】
「ピーセブンチャコウスイ」

「サロン ド パルファン」初出店となる、台湾茶香水発祥のブランド「ピーセブンチャコウスイ(P.SEVEN)」。創立者はティーマスターの資格を取得しているほどのお茶好きで、茶器から儚く消えていくお茶の香りを香水として残したいという思いからブランドを立ち上げたんだそう。会場ではブランドを代表する香りと台湾茶を一緒に紹介するイベントも行います(16日開催、人数制限あり先着順。参加費無料)。

【エディターズチェック】
“台湾茗香水“は、爽やかながらも優しい茶葉の甘さを感じる香り。昨今のブラックティーなどの“紅茶フレグランス“が支持されている日本では、とてもウケそう。癖がなく、フレグランス初心者の人でも身につけやすい印象です。三角形のボトルに木材を組み合わせたほかにないボトルデザインも目を引きました。(戸松)

自由に自分の香りを探す
ブランド横断のテイスティングブース

会場入り口にある「セルフ フレグランス テイスティング ブース」は自由に香りを試せる空間。ブランド横断で約40種のフレグランスが置かれています。さまざまな香りに触れているうちに、自分の好みの香りや意外な発見、新たな出合いがあるかも。

人気&注目ブランドのアイテム&香りをチェック

毎年人気の老舗メゾンから話題のブランドまで50を超えるブランドが集結する「サロン ド パルファン 2023」。中でも日本初上陸ブランドや、100種類を超える先行・限定品の販売は同イベントの醍醐味です。そこで、お馴染みのブランドや注目ブランドのアイテムをピックアップします。

今年の「ゲラン」は新作を先行販売

老舗フレグランスメゾン「ゲラン(GUERLAIN)」は今年、11月1日に発売する新作コレクション“ラール エ ラ マティエール エクストレ”(全6種、各50mL、各8万5800円)をいち早く同会場で発売します。メゾンが長年愛し、メゾンの香りの印“ゲルリナーデ”とも呼ばれる素材、バニラ、ローズ、ベルガモット、アイリス、ジャスミン、トンカビーンを香りの中心に据え調香しています。

「フレデリック マル」は“サロパ”限定の商品を用意

フランス発フレグランスメゾン「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」は中東への思いを香りに込めたコレクション「デザート ジェム」から今回のために用意。ローズ、ウード、フランキンセンス、ベリーなどを用いた“ザ ムーン”(50mL、8万80円/100mL、11万7700円)と2つのローズやパチョリ、サイプレスなどが奏でるアンバー調の“プロミス”(50mL、3万7290円/100mL、5万3130円)を特別販売します。

「シンピュルテ」のシグネチャーパフュームがデビュー

21年にリニューアルした「シンピュルテ(SINN PURETE)」は、11月1日から発売するシグネチャーパフュームの先行発売を行います。脳波解析のエビデンスに基づいた香りとして用意されている3種のフレグランス(各40mL、各1万2500円)は、解き放たれた愛情をテーマにカーネーションとジャスミン、ローズなどによるフローラル調の“ラブアンロック”、自分に力を与えるものをテーマとしたスモーキーウッディな“セルフエンパワーメント”、奥ゆかしい愛の表現からインスパイアされたフローラルオリエンタル調の“オーバーザムーン”。地下2階のビューティーアポセカリーで先行販売を行う“スキンパフューム”(全2種、各10mL、各3480円)とのレイヤード使いも提案します。

仏国発「ピエールギョーム」&博士調香師の「バルチ」が日本初上陸

メンズ館に出展する「ノーズショップ(NOSE SHOP)」は、日本初上陸のブランドをラインアップ。フランスの独立系ブランド「ピエールギョーム(PIERRE GUILLAUME)」は2002年にパリで創業し、独立系メゾンとしては珍しい製造から販売までを一貫して自社で運営する体制を取っている点が特徴。その体制だからこそできた90種を超える商品の中から、オレンジフラワー、レザー、ミルラ、シダーウッド、ハニーなどを調合した“03 キュイール ベネナム”(50mL、2万2000円)やベルガモットの香りをアクセントにした“04 ムスク マオリ”(50mL、2万2000円)など、24種をセレクトしてお披露目します。

「バルチ(BARUTI)」はオランダのアムステルダム大学にて臨床心理学を専攻した後にドイツに渡り、ヒューマンバイオロジーの博士過程に進学したという異色の経歴を持つスピロス・ドロソプロス(Spyros Drosopoulos)調香師によるブランド。革新的、創造的でありながらも“身につけやすい香り”であることが特徴で、チャイラテのスチームミルクの泡まで表現した“チャイ”(50mL、1万9800円)や官能的でフルーティーな“ベルリン イエム ウィンター”(50mL、1万9800円)など代表的な香りのほか、7種類の香りが楽しめる“パフュームキット”(2mL×7種、6600円)などを取り扱っています。

【開催概要】

■「サロン ド パルファン 2023」
日程:10月13〜17日(エムアイカード会員は12日に特別招待)
時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00終了
場所:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

日程:10月11〜24日
時間:10:00~20:00 
場所:伊勢丹新宿店 メンズ館1階 プロモーション・コスメティクス

取り扱いブランド:

「アクア ディ パルマ(AQUA DI PARMA)」「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」「ヴァルモン(VALMONT)」「ヴェルサティル パリ(VERSATILE PARIS)」「エディット(EDIT(H))」「エラ ケイ(ELLA K)」「オーケストラ パルファム(L'O RCHESTRE PARFUM)」「オブヴィアス(OBVIOUS)」「キャロン(CARON)」「キリアン パリ(KILIAN PARIS)」「キャスウェル・マッセイ(CASWELL-MASSEY)」「クリード(CREED)」「ゲラン(GUERLAIN)」「ケルゾン(KERZON)」「コウシ(KOHSHI)」「コレテルノ(CORETERNO)」「グタール(GOUTAL)」「サウザンドカラーズ(THOUSAND COLOURS)」「サノマ(CANOMA)」「ジバンシイ(GIVENCHY)」「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」「シロ(CIRO)」「シロ(SHIRO)」「シン ピュルテ(SINN PURETE)」「ス ル マントー(SOUS LE MANTEAU)」「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」「ナインティーンシックスティナイン(19-69)」「パルファン サトリ(PARFUM SATORI)」「パンピューリ(PANPURI)」「ピーセブン茶香水(P.SEVEN)」「ヒドニク(HEDONIK)」「ビーディーケーパルファム(BDK PARFUM)」「ブーディカ ザ ヴィクトリアス(BOADICEA THE VICTORIOUS)」「フラパン(FRAPIN)」「フランチェスカビアンキ(FRANCESCA BIANCHI)」「ブルガリ(BVLGARI)」「フレデリック マル(FREDERIC MALLE)」「フローリス(FLORIS)」「ペンハリガン(PENHALIGONS)」「ボンド・ナンバーナイン(BOND NO.9)」「ミラー ハリス(MILLER HARRIS)」「ルーム テン フィフティーン(ROOM 1015)」「ル クヴォン メゾン ド パルファム(LE COUVENT MAISON DE PARFUM)」「ミヤ シンマ パリ(MIYA SHINMA PARIS)」「メジウン(MEZZIUN)」「メゾン クリヴェリ(MAISON CRIVELLI)」「メゾン フランシス クルジャン(MAISON FRANCIS KURDJIAN)」「メンデットローザ(MENDITTOROSA)」「モス アンド ラビット(MOTH AND RABBIT)」「ラニュイ パルファン(LA NUIT PARFUM)」「リキッドイマジネール(LIQUIDES IMAGINAIRES)」「リベルタパフューム(LIBERTA PERFUME)」「レ スール ド ノエ(LES SOEURS DE NOE)」「アイアム(AIAM)」「ジェイセント(J-SCENT)」「トッカ(TOCCA)」「ユーファースト(YOUFIRST)」「フリーシェイプミラノ(FREESHAPE MILANO)」「ラブソルー(LAB SOLUE)」「ノーズショップ(NOSE SHOP)」「イード(EDE)」「ヘトキネン(HETKINEN)」「ノンフィクション(NONFICTION)」「パーム オブ フェロニア(PALM OF FERONIA)」「ウィーナーブルート(WIENERBLUT)」「アトリエ マテリ(ATELIE MATERI)」

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