ファッション

「ヌメロ ヴェントゥーノ」2015年春夏ミラノ コントラストで遊ぶ“ブルジョワ・パンク”

 「英国的な素材感とイタリアらしいシルエットや装飾のミックスを表現した」とアレッサンドロ・デラクアが語る今季の「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」。リリースの冒頭には、「ブルジョワ・パンク、ボヘミアン DIY」というキーワードが記されており、引き続き、コントラストで遊ぶミックススタイルを提案している。例えば、メンズライクな開襟シャツやチェックシャツは、クチュールライクなオーガンジーで仕立てることでフェミニンなアイテムに。さらに、マクラメ編みのジャケットやスカートにスパンコールをのせたり、厚手のコットンやメッシュのようなカジュアルな素材で作るドレスやジャケットをビジューで飾ることで、コントラストを強調している。

 基本は変わらずエレガントかつエフォートレスなスタイルだが、今季のコーディーネートのキーとなったのはベルト。ビジューで飾られた無骨なベルトでウエストを絞りシルエットに変化を加えることで、アクセントを添えた。また、足元には、光沢感のある素材で仕上げた、リボンのノット(結び目)のようなアッパーが印象的なシューズを合わせた。

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