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米エスティ ローダーの投資会社が新鋭フレグランスブランド「バイラオ」の少数株式を取得

 エスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES以下、ELC)はこのほど、新興企業を対象とした傘下のファンド、ニュー インキュベーション ベンチャーズ(NEW INCUBATION VENTURES)を通じて、イギリス発のフレグランスブランド「バイラオ(VYRAO)」の少数株式を取得した。条件や金額などの詳細は明らかにされていない。同ブランドの創業者や経営陣が引き続き過半数の株式を保有する。

 「バイラオ」は、バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)やファーフェッチ(FARFETCH)など小売りでキャリアを積んだヤスミン・スウェル(Yasmin Sewell)創設者が、イギリス人調香師のリン・ハリス(Lyn Harris)とハワイに拠点を置くエナジスト兼ヒーラー、ルイーズ・ミタ(Louise Mita)と共に2021年に創設。心と体のウェルビーイングをコンセプトに、ネガティブなエネルギーを浄化するヒーリングと香りを融合したユニセックスのフレグランスを提供している。英百貨店セルフリッジ(SELFRIDGES)の独占販売ブランドとしてスタートし、現在は老舗百貨店のリバティ(LIBERTY)や米国のサックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)、ECのヴァイオレット グレー(VIOLET GREY)、日本のユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)などでも取り扱う。

 スウェル創設者は今回の出資について、「われわれは従来のフレグランスの域を越えて人々の精神的ウェルビーイングの助けになる商品を作り、革新を続けたいと考えている。ELCからのサポートは大きな支えであり非常に名誉なこと。販路拡大に向けたマーケティングや広告プロモーションに活用していく」とコメント。また、ニュー インキュベーション ベンチャーズのシャナ・ランダーバ(Shana Randhava)=シニア バイス プレジデントは、「『バイラオ』の、ラグジュアリーとウェルネス、フレグランスを融合する力は、この領域の人体への機能性に対するわれわれの理解を広げている。『バイラオ』と共に、人々の健康や幸福を定義する旅を一緒にできることをうれしく思う」と述べている。

 同ブランドのフレグランスは植物由来の原料をベース。50mLのボトルにはエネルギーを高めるといわれる天然石ハーキマーダイヤモンドを収める。最新作の“ザ・シックス(The Sixth)”はIFF(INTERNATIONAL FLAVORS & FRAGRANCES)との香りと脳の活動に関する共同研究を基に開発。科学的な根拠の下、感情的な反応を起こすことを意図して調香した。「マインドフルネスと直感」に働きかける次世代の機能性フレグランスとなっている。

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