ファッション

ヤマツゥが独「ララ クルード」を来春から販売 スローファッションの婦人服

 ヤマツゥ(東京、山本宏之社長)は、ドイツの婦人服ブランド「ララ クルード(LARA KRUDE)」と日本における代理店契約を結んだ。2022年春から百貨店やセレクトショップで販売する。

 「ララ クルード」はドイツ人デザイナーのララ・クルード(Lara Krude)が19年に“スローファッション”をコンセプトに立ち上げた。エジプトやトルコで栽培されたオーガニックコットンをイタリアで生地にし、ポーランドで縫製する。家業がテーラーだったクルードはクラフツマンシップに大切にしており、技術を持った家族経営の縫製工場で丁寧に仕上げている。風合いのよいシャツ地で作るドレスやトップスは、ストライプとチェックの柄と大胆な切り替えが目を引く。ゆったりしたシルエットも特徴で、クルードは「四角い型からデザインし、体に沿うような形とボリューム感を求めていくのが得意」と話す。中心価格はドレス8万8000円、シャツ6万6000円。

 クルードは17年に欧州で有望な次世代デザイナーに与えられる「デザイナー・フォー・トゥモロー・アワード」を受賞。「ヴォーグ(VOGUE)」をはじめとした有力ファッション誌でも相次いで取り上げられた。ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)も「これからのファッション界において彼女の作品はとても重要な意味を持ってくる」と高く評価している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。