ファッション

人ごとにしないBLM運動 個人として、企業として人種差別にどう向き合う?

有料会員限定記事

 米ミネソタ州で黒人男性が白人警官に首を押さえつけられ死亡した事件を発端の一つに、人種差別に対する抗議運動「#BlackLivesMatter(黒人の命は大切、以下BLM)」が世界各国に広がった。抗議の表現として、黒く塗りつぶされた四角形の投稿がインスタグラム上で拡散していくのを見た人も多いだろう。四角形がまたたく間に増えていくスピードに私は驚いたし、怖いとも思った。もちろん人種差別は許されるものではないし、投稿の一つ一つはどれも正義感に基づいてされていると思う。それを怖いと思う私の感覚の方がおかしいのかもしれない、もしくは、「当事者意識がない」と非難されるかもしれない。そんなことをぐるぐると考えながら思った。この問題における当事者意識って、一体どんなことを指すのだろう。(この記事はWWDジャパン2020年6月15日号からの抜粋です)

この続きを読むには…
残り1720⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

影響力増す“個人の力” 「芸能人ブランド」特集 榮倉奈々やYOSHIKIら15人が登場

1月20日発売の「WWDJAPAN」は、俳優やアーティスト、YouTuberら芸能人が手がける14のブランドにフォーカス。モノの魅力だけでは商品が売れなくなったこの時代、モノに付随するストーリーへの共感による“エモ消費“が若い世代を中心に拡大。支持されるブランドはストーリーテリングを有効的に行なっているとも言えるでしょう。本特集では、芸能人15人による自身のブランドビジネスストーリーを、本人達によ…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。