紙面紹介

性に寄り添う“フェムテック”は新たなビジネスを生むのか?

 「WWDジャパン」2月17日号は、「WWDビューティ」との連動企画“フェムテック”特集です。フェムテックとは“フィメール・テクノロジー”の略で「女性が抱える健康問題をテクノロジーで解決するサービスやモノ」を指す造語。欧米では数十億円単位の資金調達を実現する企業が登場するなど注目が高まっており、日本でも新たな商機として認知され始めました。今特集では、女性の性と体に特化したメディアコマースを運営する西本美沙氏を迎え、フェムテック入門編として経血吸収型ショーツや不妊治療ツールといった具体的な商品や国内外の注目企業などをご紹介。また同分野が注目される理由を社会背景を踏まえて分析します。ニュース面では、欧米市場進出を見据える「オニツカタイガー」にフォーカス。右肩上がりで売り上げを伸ばす同ブランドの成功要因を分析しつつ、今後を展望します。人気コーナー「ファッション パトロール」では11月に取り上げた靴下ブランド「ソックス ソックス」を再取材。弊紙がきっかけとなった「#FR2」とのコラボの真相を聞きました。

 今号はさらに、フランス・パリで開催された2020年春夏オートクチュール・コレクションも速報します。SNSが普及し、手の届かない憧れよりも身近であることが人の心を捉える現代において、「ディオール」や「シャネル」はなぜオートクチュールを続けるのか。また「ジバンシィ」はなぜこれを復活させたのかーー各ブランドにとってのオートクチュールの意味を考察します。

<訂正>2月17日号P.9のルナルナの記事中、社名が「ティーエムアイ」とあるのは、正しくは「エムティーアイ」です。P.13のワコールの記事中、産前〜産後ケアのシェイプ用ガードルの商品名で「スハダ」とあるのは、正しくは「シェイプマミーガードル」です。
P.13の大王製紙の記事中、「『ハイアーマガジン』編集長のharu.(左)と女子大生性教育プロデューサーの中島梨乃(右)は大学のトイレに生理用品を無料で設置する活動を行っている」とあるのは正しくは「『ハイアーマガジン』編集長(左)のharu.と、大学のトイレに生理用品を無料で設置する活動を行っている女子大生性教育プロデューサーの中島梨乃(右)」です。

CONTENTS

IN FOCUS

  • 「WWDジャパン」×「WWDビューティ」連動企画 性に寄り添う“フェムテック”に商機あり
  • 2020年春夏オートクチュール・コレクション速報 “ファッションにはオートクチュールが必要だ”

EDITOR’S VIEW

  • 育みたいインクルーシブ・デザイン

NEWS

  • 「オニツカタイガー」が欧米市場に再挑戦 アジアの好調を追い風に2020年はLAやロンドン、ミラノに大型出店
  • 新型肺炎 ビジネスの先行き曇らす
  • ケリングが取り組むスタートアップも出展 「チェンジ ナウ」で見つけた注目企業4選
  • 「アンブッシュ」、ニューガーズ グループ入りの理由

SERIES

  • あの女性キャリアのタイムマネジメント:VOL.4 我妻小夜子Sansan人事部副部長
  • リシュモン ジャパン三木社長の熱血ファッション塾:5時限目 バブル時代を生きた三木社長がフランスで学んだ新しいジェンダー観
  • ファッション業界人物列伝:タキヒヨー名誉顧問/滝学園理事長 滝 富夫 第12話

FASHION PATROL

  • 弊紙がきっかけで憧れの「#FR2」とコラボ とある靴下ブランドがやっぱりヤバ過ぎた件

WEEKLY SCHEDULE

  • 2020年2月17~23日

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

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