エストネーション、ロンハーマン、インターナショナルギャラリー ビームスの2016年春夏展示会から
2016年春夏は、これまで継続したマニッシュな気分に対してヘルシーな露出やセンシュアルな素材で "女っぽさ"を演出するフェミニンムードが台頭した。また、エフォートレスなムードはトライバルやハッピームード、 "着飾り遊ぶ"気分へと変わりつつある。そんな今季、セレクトショップのバイヤーは何に注目し、どのようなアイテムを買い付けたのか?有力3ショップに、今季キーとなるルックとコンセプト、注目アイテムやディテールについて聞いた。
LINE-UP
[rel][item title="エストネーション
抜け感を大切にしたラグジュアリー" href="http://www.wwdjapan.com/focus/column/shop/2016-01-11/12121/2?r=next2" img="http://www.wwdjapan.com/admin/v2/wp-content/uploads/migration/estnation1.png" size="small" square=true font="large"][/rel]
[rel][item title="ロンハーマン
強さと甘さを両立した女性像" href="http://www.wwdjapan.com/focus/column/shop/2016-01-11/12121/3?r=next3" img="http://www.wwdjapan.com/focus/wp-content/uploads/sites/4/2015/12/rh.jpg" size="small" square=true font="large"][/rel]
[rel][item title="インターナショナルギャラリー ビームス
粗野にならず、女性らしいシルエットや質感" href="http://www.wwdjapan.com/focus/column/shop/2016-01-11/12121/4?r=next4" img="http://www.wwdjapan.com/admin/v2/wp-content/uploads/migration/beams1.jpg" size="small" square=true font="large"][/rel]
エストネーション(ESTNATION)
「クール ロマンチック」をコンセプトにした2016年春夏シーズンのエストネーション
CONCEPT:「COOL ROMANTIC」
藤井かんな/エストネーション スーパーバイザー
よい意味でのコンサバ感がある、抜け感を大切にしたラグジュアリーを提案する。チュールやラッフル、パフスリーブなどのロマンティックなディテールが気になっていて、ベースカラーであるモノトーンと、ヌードピンクで打ち出す。ミニマルなシルバーアクセサリーもポイントとして推す。3月にはサファリムードただようゴールドのアクセサリーやバッグも強化。「タリサー」の民族調の手刺しゅうのものや、マクラメアイテムなど、フォークロアムードもオススメ。「マディソンブルー」「エキュイ トーキョー」「オーラリー」などの“等身大ブランド”も新規取り扱いを開始する。六本木店で展開していた「レポシ」のジュエリーも本格スタート。
RECOMMEND ITEM
「マニプリ フォー エストネーション(MANPURI FOR ESTNATION)」のバンダナブレスレット
アクセサリーは、スタイリングのポイントとなるバングルをプッシュする。スカーフブランドの「マニプリ」に別注したのは、コンチョを付けたスカーフ。手首にぐるぐる巻いて提案したい
次ページ:ロンハーマン ▶︎
ロンハーマン(RON HERMAN)
「ラ ドルチェ ヴィータ」をコンセプトにした2016年春夏シーズンのロンハーマン
CONCEPT:「LA DOLCE VITA」
根岸由香里/ロンハーマン ウィメンズディレクター
「LA DOLCE VITA(甘い人生)」と銘打ち、強さや芯を持ちながら、甘さをはらんだ女性像を提案する。今季は特に色の組み合わせを重視する。例えばラベンダーとうすいデニムやヌードカラー、ラスティーなれんが色にブルーなどの合わせを打ち出す。特にラベンダーは、取り入れやすいTシャツやパンプスから、上級者向けのスエードのラップスカートまで幅広く用意した。赤やオレンジも充実させた。アイテムでは、1枚でスペシャルなドレスを強化。シャツやキャミソール、オフショルダーなど、幅広く。何枚もリピート買いしたくなるようなベーシックアイテムも引き続き強化する。アクセサリーでは、ラベンダーやドライなムードに合うジュエリーを強化した他、ハットを昨年 の1.3倍買い付けた。「シュプリーム」のチームがグラフィック を手掛ける「6397」など、大人が着られるプリントTシャツも昨年の2倍に拡充する。
RECOMMEND ITEM
「アルマナエ」のスリッパとかごバッグ
シューズの大本命はスリッパ。写真は「アルマナエ」のもの。かごは大小さまざまに、あらゆるフォームの アイテムをラインアップする
次ページ:インターナショナルギャラリー ビームス ▶︎
インターナショナルギャラリー ビームス(INTERNATIONAL GALLERY BEAMS)
「ロード トゥ ザ デザート」をコンセプトにした2016年春夏シーズンのインターナショナルギャラリー ビームス
CONCEPT:「ROAD TO THE DESERT」
杉本春美/インターナショナルギャラリービームス
2016年春夏は、砂漠の砂や枯れた草花など、乾燥地帯からインスピレーションを受けている。キーとなるカラーパレットは、サンドベージュやキャメル、カーキをベースに、コニャックやアンバー、ラストなどをアクセントにしたアースカラー。リネンやコットンなど、乾いた表情の素材が多くそろうが、粗野にならず、女性らしいシルエットや質感にこだわっている。
新規取り扱いスタートのイチ押しブランドは、スロヴァキアを拠点に活動する「ネヘラ」。1930年に創立した老舗ブランドで、「エルメス」や「ザ ロウ」のクリエイティブ・コンサルタントを務めたサミュエル・ドリラをクリエイティブ・ディレクターに迎えて再出発した。アイテム自体はユニセックスな雰囲気だが、女性が着用することでほどよい色気が演出できる。また、「1205」や「マメ」、ロシア人デザイナーが手掛ける「ヴィカ ガジンスカヤ」も新たに買い付けた。
RECOMMEND ITEM
ポーツ 1961(PORTS 1961)のドレス
イタリアを拠点に、「ランバン」や「ステラ マッカートニー」で経験を積んだナターシャ・カガリジがクリエイティブ・ディレクターを務める「ポーツ 1961」の取り扱いをスタート。アースカラーを中心にした買い付けアイテムの中で映えるような、ビビッドなアイテムを強化する。あざやかなブルーのドレスは、ざっくりとしたシルエットながら、両脇のスリットでヘルシーな肌見せがかなう一着。