ファッション

「グッチ」、ココ・キャピタンとカプセルコレクションを発表

 アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクター率いる「グッチ(GUCCI)」は、若手スペイン人アーティストのココ・キャピタン(Coco Capitan)とアパレルおよびアクセサリーのカプセルコレクションを発表した。7月末に「グッチ」の一部店舗とECサイトで発売する。

 Tシャツやスエットシャツ、パーカ、ニット、コート、トートバッグ、ウエストポーチなど、ユニセックスなコレクションで、「グッチ」を象徴する緑と赤のストライプや金の“GG”モチーフにキャピタンの手書きのメッセージを組み合わせたものがメーン。刺しゅうを施したロングコート等の一部のアイテムには、ライニングの部分にスローガンが読める。

 「グッチ」がキャピタンとコラボレーションした初のコレクションは、2月に行われた2017-18年秋冬ミラノ・コレクションで発表された。同コレクションでは、機知に富んだスローガンが、「グッチ」のロゴが入った2枚のタンクトップにキャピタンの直筆で書かれ、ミケーレはキャピタンの格言「I want to go back to believing a story(私は夢物語を信じていた時代に戻りたい)」という文言が書かれたTシャツを着てフィナーレに現れた。

 カプセルコレクション発表を祝し、ニューヨークとミラノには壁画が登場した。ニューヨークのソーホー地区のラファイエット通りに位置する建物には「What are we going to do with all this future?(こんな未来をどうしよう?)」という文言が、ミラノのコルソ・ガリバルディ通りの中心エリアに位置する建物の壁面には「Common sense is not that common(一般常識はそんなに一般的ではない)」というメッセージが描かれた。

 「グッチ」のアートウォールプロジェクトは、2月にニューヨークで初めて発表され、これまでに、サンフランシスコに拠点を置くイラストレーターのジェイド・フィッシュ(Jayde Fish)の壁画や、昨年5月にTシャツの限定カプセルコレクションをコラボしたイギリス出身イラストレーターのアンジェリカ・ヒックス(Angelica Hicks)などの例がある。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

韓国ブランドの強さに迫る 空間と体験、行き渡る美意識

日本の若者の間で韓国ブランドの存在感が増しています。K- POP ブームが追い風ですが、それだけでは説明できない勢い。本特集では、アジアや世界で存在感を示すKブランドや現地の人気ショップの取材から、近年の韓国ブランドの強さの理由に迫ります。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。