ファッション

ラフォーレ原宿社長が好きな「クリームチーズ」とは?

 ジェンダーレスなカットソーに特化したブランド「クリームチーズ(CREAM CHEESE)」がデビューし、表参道ヒルズ同潤館3階のギャラリースペース「ロケット(ROCKET)」で6月14日までポップアップショップをオープンしている。デザイナーの後藤英臣は、スタイリスト、舞台衣装、脚本などさまざまなクリエイティブな活動を経験してきたが、ファッションは独学。「もともとファッションが好きで、いつか自分のブランドを立ち上げたいと思っていた」。その背中を押したのが、荒川信雄ラフォーレ原宿社長だったという。荒川社長とは、後藤がラフォーレ原宿の「ミルクボーイ(MILKBOY)」の店長時代から約25年の親交が続いているという。「以前から高い才能を感じていた。彼がずっと目指していたファッションブランドを今やってみろよと声をかけた」。“アラビアン トレーナー”(1万9200円)、“アントワネット トレーナー”(1万7400円)、“シャルルマーニュTシャツ”(9800円)など、世界の文化や歴史的人物に着想を得た1点1点がストーリー性を持つデザインが特徴だ。「演劇の脚本や舞台に携わったことが影響している。若者だけでなく大人にも着てほしい」と話す。荒川社長は、「彼は、今もほかにたくさんのアイデアを持っている。今後の活動も楽しみだ。引き続き、応援していきたい」と話した。今後、ラフォーレ原宿でのポップアップショップオープンを検討中だ。

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