左から、「エムエスジーエム」「ボッテガ・ヴェネタ」「カナーリ」「エルメネジルド ゼニア」
6月19〜23日に開催のミラノ・メンズ・コレクションのバイヤーの評価は高く、絶賛する声が多く上がった。フォーマルウエアにカジュアルな要素を掛け合わせたルックが多く登場し、中でもスポーツトレンドは相変わらず強かった。アスレチックなディテールやタッチを加えたルックや、仕事でもプライベートでも活躍するアイテムがそろい、足元にはスニーカーやサンダルが多く見られた。バイヤーの注目の素材はデニムで、ボトムスだけでなくトップスにも使われた。グラフィカルな柄やストライプ、フローラルパターンが多数登場。ブランドではアンドレア・ポンピリオが手掛ける「カナーリ」に注目が集まっている。
【コラム】キーワードはリラックス!有力バイヤーが評価するロンドン・メンズ・コレクション ▶︎
サックス・フィフス・アベニュー
「カナーリ」
ソフトなテーラリングが主流のミラノだが、今回はさまざまな色合いのホワイトが登場し、とてもフレッシュだった。「カナーリ(CANALI)」はサプライジングで面白く、「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」は美しいプリントと色使いが特に素晴らしかった。「ニール・バレット(NEIL BARRETT)」の洗練されたアスレチックウエアも印象的だった。「フェンディ(FENDI)」は現代の男性が着られるもの、着るべきものを的確に表現していた。新人デザイナーにも注目している。注目のブランドは「ヌメロ ヴェントゥーノ(N°21)」と「エムエスジーエム(MSGM)」。
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ブルーミングデールズ
「サルヴァトーレ フェラガモ」
過去に見たミラノコレクションの中でもトップクラスに入るだろう。来春買うものは多く、予算を増やしている。「カナーリ」のスポーツウエアとカラーを融合させたコレクションは最高だった。「サルヴァトーレ フェラガモ」で見たコートやウエアに使用した生地もすてきで、「ニール・バレット」も今まで見た中でのベストコレクションだった。スポーツブームに乗り、色を合わせることによって自分流のスポーツスタイルを生み出した。また、デニムを使うデザイナーが多かったのも新鮮だった。
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ニーマン・マーカス
「ボッテガ・ヴェネタ」
マリンブルーやモロッコのスパイスを連想させる色合いといった独特なカラーパレットが良かった。チェックやストライプ、控えめなフローラルプリント、トロピカル柄が目立った。シングルやダブルプリーツ仕立てのパンツはこれまでで一番印象強かった。ニットブレザーやカーディガン以外にスニー カーとスーツを合わせた“カジュアルクール”スタイルもエキサイティング。注目ブランドは「トム フォード(TOM FORD)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「フェンディ」「カナーリ」。
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ノードストロム
「ニール・バレット」
テーラリングとストリートウエアのちょうど良いバランスを見た。リラックスし、モノトーンで洗練されたテーラリングとモダンでグラフィカルでありつつ、着やすいスポーツウエアが多く登場した。全体的にホワイト、ベージュ、グレーや黒といったニュートラルなカラーパレットにアクセントとしてレッドやイエローを加えた今季コレクションには、われわれの顧客も良い反応を示すと思う。リュックスなデニムとストライプも最高だった。注目ブランドは「ニール・バレット」「グッチ」「カナーリ」「エムエスジーエム」。
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バーニーズニューヨーク
「ジョルジオ アルマーニ」
カジュアルやスポーツの要素をフォーマルウエアに融合したスタイルが主流だった。1970年代にミラノのメンズデザイナーがモダニスト として力を付けたときのように、再び彼らがカジュアルかつエレガントなスタイルに火をつけた。「ジョルジオ アルマーニ」や「エルメネジルド ゼニア」ほどこれを上手く表現したブランドはなかった。コレクションの中で一番印象強かったのはデニム。デニム素材の質感をセーターにプリントしたり、デニムの色合いも幅広く登場した。
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