グーグル(Google)は16日、初めてのひらがな表記の一般トップレベルドメイン(以下:gTLD)「.みんな」の提供を開始した。
「.com」や「.net」などに代表されるgTLDの数は、過去30年間で、 20数個程度しかなく、インターネットの急成長に比べ非常に限られていた。現在もウェブサイトの約半数は「.com」で終わるアドレスで占められている。今回のドメイン開放で、今後日本語アドレスが増加することは予想される。
登録スケジュールは、13年12月9日から14年2月14日までは、商標保有者が「.みんな」ドメインを優先的に登録できる期間とし、1月15日から2月14日まで、だれでも「.みんな」ドメインを一般申請できる期間。2月または3月以降は、 だれでも「.みんな」ドメインを取得できるようになる。
グーグルは「新しいドメインを提供することにより、グーグルのミッション、『世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること』の実現に向けた取組みの一つとして、インターネット上の『居住地』を広げたい」とコメントを発表した。
「.みんな」は、同社が2012年に一般トップレベルドメイン(gTLD)を獲得している中で初の開放ドメインとなる。そのほかにも、日本語では「.グーグル」を獲得しているが、「提供開始時期は未定」と広報担当者。