サステナビリティ
連載 エディターズレター:SUSTAINABILITY 第79回

「スッピン」で「あいまい」だからいい ポッドキャストで見つけた白黒つけない世界

有料会員限定記事

最近、「あの記事読んだよ」以上に「あれ聴いたよ」と声をかけていただくことが増えました。毎週水曜日に配信しているポッドキャスト「サステナブルファッション・トーク」のことです。忙しいご時世、「ながら聴き」ができるポッドキャストの需要が高いことは、自分自身の行動からもよく理解できます。

特に、初対面の方との名刺交換の際に「ポッドキャスト聴いています」と言っていただくことが増えて、ドキッとします。収録は小さな会議室で、ナビゲーターの木村和花記者と私の2人、ゲストを迎えても3~4人でゆるく話しています。インティメイトな空間だから本音がもれがちで、気分はほぼスッピン。しかも基本、事後編集はナシ。だから初対面の人から「聴いています」と聞くと、出会う前に素顔を見せてしまったような気恥ずかしさを覚えるのです。

ポッドキャストのよいところは、このスッピン感ゆえの親しみやすさに加えて、あいまいさが許容されるところだと思っています。

相手のことを理解するために何度も聞き返す。意見を求められて言いよどむ。おもしろいから思い切り笑う。こうしたやりとりを文章に落とし込むのは難しい。特に白黒つけるのが難しいサステナビリティを語るとき、この「あいまいさ」や「間合い」が大活躍します。そう、ポッドキャストって懐が深いのです。

この続きを読むには…
残り1040⽂字, 画像0枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

サステナビリティの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

特集 HUMAN MADE 天才NIGO®に依存しない「カルチャー×ビジネス」の設計図

「WWDJAPAN」9月7日発売号は、HUMAN MADEを特集します。2025年11月に東証グロース市場へ上場し、日本のファッション業界の台風の目となった同社。創業者NIGO®の求心力を原動力にしながら、そのカリスマ性に依存しない企業へと組み替えられていく設計図を、全9ページで解き明かします。 特集の冒頭は、「ヒューマンメイド」の2010年のファーストコレクション発表から今日までを一枚の年表で俯…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。