
2027年春夏メンズで目立ったのは、「軽やかさ」と「柔軟さ」を取り入れながら洗練されたワードローブを提案する流れだ。テーラリングを筆頭に日常着の再解釈が中心になる中、ミックス感のあるスタイリングや小物使いの重要性も高まっている。シーズンを象徴するキーワードをはじめ、注目アイテムや色、柄、素材、ディテールまでを分析する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年7月27日号からの抜粋です)
OUTERWEAR
主役はソフトなテーラリング。アンコン仕立てやシャツのように軽い着心地のものから、シフォンやテクニカルタフタなど軽量素材を用いたものまでが出そろった。ユーティリティーアウターでは、洗練された雰囲気で仕上げられたフィールドジャケットやサファリジャケットに注目。定番のジップアップブルゾンもスイングトップを筆頭に種類豊富だ。また今季は、初春からというコレクションの販売時期を考慮し、レザージャケットを打ち出したブランドも多数。
SOFT TAILORING
ソフトなテーラリング
1
/
8
「コム デ ギャルソン・オム プリュス」
「ヨウジヤマモト プールオム」
「ドリス ヴァン ノッテン」
「ジョルジオ アルマーニ」
「ディオール」
「ジャックムス」
「ルメール」
「アミ パリス」
FIELD & SAFARI JACKETS
フィールド&サファリジャケット
1
/
6
「ソウシオオツキ」
「ブリオーニ」
「ラルフ ローレン」
「ディオール」
「アワー レガシー」
「ブルネロ クチネリ」
LEATHER JACKETS
レザージャケット
1
/
6
「エルメス」
「プラダ」
「ルメール」
「セリーヌ」
「シュタイン」
「トッズ」
BLOUSONS
ブルゾン
1
/
6
「ヨーク」
「ジョン ローレンス サリバン」
「ヴェトモン」
「カラー」
「ヘルノ」
「ウィリー チャヴァリア」
TOPS
トップスは、今春夏も涼しげなシアーアイテムが主流。シャツはまくり上げても着られる長袖が優勢で、タッセルやスカーフをドッキングした「サカイ(SACAI)」やカットワーク刺しゅうをあしらった「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」などのデザインが目を引く。酷暑を見越してか提案が増えているタンクやノースリーブは、リラックス感のあるシルエットがより今季らしい。ドライな風合いや透かし編みで仕上げたニットや、プレッピームード漂うポロ&ラガーシャツの人気も継続。
SHIRTS
シャツ
1
/
8
「カシミ」
「メゾン ミハラヤスヒロ」
「ルメール」
「ベッドフォード」
「キコ コスタディノフ」
「オーラリー」
「ドルチェ&ガッバーナ」
「サカイ」
TANK & SLEEVELESS
タンク&ノースリーブ
1
/
8
「アクネ ストゥディオズ」
「ゲーエムベーハー」
「セリーヌ」
「ドルチェ&ガッバーナ」
「ジャックムス」
「ブルーマーブル」
「オーベロ」
「ドリス ヴァン ノッテン」
LIGHTWEIGHT KNITS
軽やかなニット
1
/
8
「ゼニア」
「ジョルジオ アルマーニ」
「ヨーク」
「シンヤコヅカ」
「キディル」
「ヨウジヤマモト プールオム」
「トッズ」
「エルメス」
POLO & RUGBY SHIRTS
ポロ&ラガーシャツ
1
/
8
「ブリオーニ」
「ディオール」
「ジュンヤ ワタナベ マン」
「アーネスト ダブル ベイカー」
「ラルフ ローレン」
「アミ パリス」
「アワー レガシー」
「シモーン ロシャ」
BOTTOMS
主力は、着こなしに新鮮なバランスをもたらす多種多様なショーツ。大胆な太もも丈も多く見られたが、アラウンドひざ丈のゆったりシルエットが本命になりそうだ。その延長線上でスカート風のデザインも出ている。根強い人気のワイドは、バルーンやバレルなど丸みを帯びたシルエットが増加傾向。トラックパンツはジーンズやテーラードとの融合が印象的で、カーゴは無骨さを感じさせない素材がカギになる。賛否両論のスキニーは、今季こそ復活なるか?
VARIETY OF SHORTS
種類豊富なショーツ
1
/
10
「ディオール」
「ルイ・ヴィトン」
「ウィリー チャヴァリア」
「MSGM」
「コム デ ギャルソン・オム プリュス」
「オフィシン ジェネラル」
「ポール・スミス」
「セッチュウ」
「ダブレット」
「ジョン ローレンス サリバン」
BALLOON & BARREL
バルーン&バレル
1
/
6
「セリーヌ」
「ジバンシィ」
「ソウシオオツキ」
「シュタイン」
「ジャックムス」
「マルケ」
SKINNY
スキニー
1
/
4
「プラダ」
「アクネ ストゥディオズ」
「セリーヌ」
「サンローラン」
TRACK PANTS
トラックパンツ
1
/
4
「アミ パリス」
「ジュンヤ ワタナベ マン」
「リック・オウエンス」
「キコ コスタディノフ」
REFINED CARGO
洗練されたカーゴ
1
/
4
「ドリス ヴァン ノッテン」
「ターク」
「キッドスーパー」
「ジョルジオ アルマーニ」
SHOES, BAGS & ACCESSORIES
足元は、踵を踏んで履けるソフトなローファーから薄底のスリッポンやブローグ、バレエシューズまで、エフォートレスなデザインが勢力をさらに拡大。ロープロファイルスニーカーが存在感を増す中、今季は「ヴァンズ(VANS)」をほうふつとさせるクラシックなスケートボードシューズもランウエイに登場した。増えるメンズバッグの提案でリアルに広がりそうなのは、柔らかな素材で作るくたっとしたシェイプのアイテム。スカーフやタイは、自由な取り入れ方が光る。
EFFORTLESS SHOES
エフォートレスシューズ
1
/
6
「ドリス ヴァン ノッテン」
「トッズ」
「セリーヌ」
「ベルルッティ」
「チャーチ」
「ビューティフルピープル」
SKATEBOARD SHOES
スケートボードシューズ
1
/
6
「ルイ・ヴィトン」
「アミ パリス」
「ラルフ ローレン」
「オフィシン ジェネラル」
「ダガー」
「メゾン ミハラヤスヒロ」
SLOUCHY BAGS
スラウチーバッグ
1
/
6
「ディオール」
「ベルルッティ」
「セリーヌ」
「ドリス ヴァン ノッテン」
「ルメール」
「ターク」
SCARVES & TIES
スカーフ&タイ
1
/
6
「エルメス」
「エゴンラボ」
「サカイ」
「セリーヌ」
「ポール・スミス」
「アワー レガシー」
PHOTO : ©DOLCE&GABBANA, ©ISSEY MIYAKE INC. (IM MEN), CARLO SCARPATO (IM MEN), COURTESY OF LEMAIRE, GORUNWAY (DRIES VAN NOTEN), KOJI SHIMAMURA (SOSHIOTSUKI), KO TSUCHIYA (KIDILL), MIREIA DEULOFEU (DIOR BACKSTAGE),ORSINI (SETCHU), OWENSCORP (RICK OWENS), RODRIGO CARMUEGA (HERMÈS), AND COURTESY IMAGES ©FAIRCHILD PUBLISHING, LLC(DSM KEI NINOMIYA, PRONOUNCE, SIMONE ROCHA, VETEMENTS), ADAM KATZ SINDING (CELINE GROUP SHOT),KATIE JONES(ZEGNA), MIRELLA MALAGUTI (GIORGIO ARMANI BACKSTAGE) / WWD ©FAIRCHILD PUBLISHING, LLC