2026年FIFAワールドカップは、決勝でスペイン対ポルトガルの結果スペインの優勝で幕を閉じた。ニューヨークで開催された公式パブリックビューイングには数千人のファンが集まり、会場は鮮やかな赤や青のユニホームで埋め尽くされた。ニューヨーク・セントラルパークのグレート・ローンでは大会が残したスタイルの熱気が色濃く残る。ここではセントラルパークで注目されたサッカーファッションを紹介する。
サッカーユニホームが日常のファッションスタイルへ
サッカーユニホームが“休日で試合観戦時に熱狂的なファンが着るもの”から“日常のワードローブに欠かせないアイテム”へと劇的な進化を遂げた。こうした文化的・社会的な“部族(トライブ)”のような集団がトレンドを左右しており、ブランド側も注視しているようだ。
国旗を肩に掛けたり、腰に巻いたり、マントのように羽織ったりするファンの姿も見られた。単なるファッションという枠を超え、チームへの誇りと自己表現が融合したスタイルがサッカーファッションブームを牽引する。スポーツへの熱狂は今や純粋な“個人のスタイル”の表現であり、特定のコミュニティーへの帰属意識を示すものへと変化しつつある。
選手らもスポーツファッションの火種役に
ワールドカップはこの勢いをさらに加速させ、スペインのラミン・ヤマル(Lamine Yamal)やフェラン・トーレス(Fernando Torres)、ノルウェーのアーリング・ハーランド(Erling Haaland)らは今や誰もが知る存在となりピッチの枠を超えて幅広い層を引きつけている。かつてデビッド・ベッカム(David Beckham)が長きにわたりその領域を席巻したように、彼らもまたスポーツそのものと同様にファッションや文化の分野でも強烈な影響力を発揮する新世代のアスリートを体現している。