「ディーゼル(DIESEL)」は9月22日(現地時間)、2027年春夏コレクションをミラノで発表した。今季でブランドを去るクリエイティブ・ディレクター、グレン・マーティンス(Glenn Martens)のラストショーに参加したゲストの装いには、彼が約6年にわたって築き上げてきた「ディーゼル」のシグネチャーがあふれた。会場には、韓国のボーイズグループATEEZのユンホ(YUNHO)や日本からは俳優・伊勢谷友介が来場した。
軸となったのは、思わず目のやり場に困るほど官能的で、欲情を誘う挑発的なスタイル。鋭くウエストをシェイプしたシルエットや、腹部を大胆にあらわにするクロップド丈のトップス、限界まで攻めたマイクロミニのボトムスなど、ボディラインを強調するプロポーションが会場を埋め尽くした。それらの多くは、ブランドのDNAであるデニムで構成されつつも、ほかにも、レザーにレーザー加工を施して経年変化したような表情や、ニットにトロンプルイユのプリントを施したりと実験的なアプローチが光る。素材と技術を駆使して「ディーゼル」の世界観を広げたことは、彼が残した大きな功績だ。