プラダ・グループ(PRADA GROUP)は6月1日、魚類学者でアーティストのさかなクン率いる海洋保全教育団体“SD ブルーアース・青い地球を育む会”とのパートナーシップを更新、拡大することを発表した。
同プログラムは、持続可能性と海洋保全を目的としてプラダ・グループがユネスコ政府間海洋学委員会(UNESCO-IOC)と連携して実施しているグルーバルプロジェクト「シービヨンド(SEA BEYOND)」の一環だ。2026年度は、参加人数を昨年から4人増やした20人の小学生に拡大し、6月から2027年2月までの期間、ワークショップや体験型活動を実施する。
全8回のセッションでは、さまざまな分野の専門家が東京湾の生物多様性や、歴史、環境問題など海洋に関する重要テーマについて指導し、今年度は野外実習に重点を置き、学習の幅を広げる予定だ。東京海洋大学、豊洲市場、国連大学などに加え、干潟の私物多様性に関する新しいワークショップも開催し、プロジェクトの締めくくりとして探究発表会で学んだ成果を発表する。さらに今年度も保護者同伴でより多くの子どもたちが参加できるイベントを計画している。
“SD ブルーアース・青い地球を育む会”は、文部科学省から“みんなの探究応援大使”に任命されたサカナくんがキャプテンを務める環境団体で、“海・川・湖を守 りたい“という思いのもと、海を深く愛し、広く世の中に情報を届ける”すすめ!さかなクン”を制作する。2024年に発足したプログラム“さかなクン探検隊”は、フィールドワーク、ワークショップ、講義、研究発表への参加を通じて若い参加者に海洋保護に関する直接的な体験を提供し、持続可能な未来における海の重要な役割についてより深い理解を深める。
さかなクンのプロフィール
さかなクンは、2015年3月に東京海洋大学名誉博士を授与され、21年には日本魚類学会の代議員に選出。現在 毎週土曜に「朝日小学生新聞」でおしえてさかなクン」コラムを連載中。また、毎週金曜放送のNHKEテレ「ギョギョッとサカナ★スター」では不思議なおさかなの世界を深掘りする。2010年には絶滅したと思われていたクニマスの生息確認に貢献し、海洋に関する普及・啓発活動の功績が認められ、“海洋立国推進功労者”として内閣総理大臣賞を受賞する。2011年農水省“お魚大使”、12年文科省“日本ユネスコ国内委員会広報大使”、20年国会“国際経済・外交に関する調査会”へ参考人として登院、21年外務省“海とさかなの親善大使”、21年環境省“サステナビリティ広報大使”に就任。22年夏には自叙伝「さかなクンの一魚一会~まいにち夢中な人生」講談社を原作とした映画「さかなのこ」が公開。24年一般社団法人SD BlueEarth 青い地球を育む会により「さかなクン探究隊」が発足。東京都出身、館山市在住。画家。