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美容ディーラー発のヘアケア「エスタブリッシュド」がインバスケアを発売 美容師と顧客の“もどかしさ”を解消

美容室専売品メーカーMODOが展開するヘアケアブランド「エスタブリッシュド(ESTXBLISHED)」は2月1日、シャンプー“コアプレックス シャンプー”(80mL、1100円/400mL、4840円)とトリートメント “コアプレックス トリートメント” (80g、1320円/400g、5060円)を発売する。全国の美容室と美容室関連オンラインサイトで取り扱う。

同社は、美容師のデザイナーとしての感性や美意識と顧客の顕在化した悩みの間にあるもどかしさを解消し、製品展開での両立を目指している。社名のMODOは「もどかしい」に由来。

同製品も、ダメージ毛やブリーチ毛をターゲットに、洗うたびに芯からダメージを補修し、軽いけどまとまるという相反する質感の実現を目指した。「従来のダメージ毛対応特化型製品は、重たいモイストタイプが主流。しかし、その重さが美容師の作るデザインの再現性を損なうもどかしさがあった。そこで、軽いけどまとまる質感を突き詰め、ダメージ補修と質感の両立を目指した」(中島努・MODO代表取締役)。

シャンプーにはトステアを、トリートメントにはイタコン酸を配合。その掛け合わせでダメージを芯から補修する。加えて、カシミヤヤギケラチンや羊毛ケラチン、ファイバーハンスなどで、毛髪の強化をサポート。水の代わりに採用した高機能還元水が髪や汚れの隙間に入りこみ、成分のスムーズな浸透を促す。香りはペアウッドを採用した。

ディーラー発メーカーとして
「もどかしさ」を解消

展開するMODOは美容商材卸ダリアの子会社として2025年9月に設立した美容室専売品メーカー。1946年に創業したダリアは、日常的に各メーカーの製品情報やマーケティングデータに触れており、開発したPOSレジからユーザーデータも保有。全国約2万6000軒の美容室の流通網を持つ。

その知見を生かした製品開発を強みに製造業に乗り出し、24年に「エスタブリッシュド」を立ち上げた。自宅で髪の内部から集中ケアできるホームケアのシステムトリートメントから始動し、業務用システムトリートメントもそろえる。後者は現在、約1400軒の美容室に導入している。

美容ディーラー発の強みは価格にも生きる。今回発売したインバスケアも「昨今、一般的には250mLで4500円程度の価格帯が多い。その平均値と比較すると比較的手に取りやすい価格だろう。すでに流通をもつ母体の強みを生かすことができた」と中島努・MODO代表取締役は言及する。

今後は、来春にホームケアアイテムのリニューアルを実施し、夏頃にインバスケアと同様の処方を生かしたアウトバスのミストミルクオイルの発売を予定している。

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