
「ナイキ(NIKE)」はブランドで初めて神経科学に基づいたフットウエアシリーズ“ナイキ マインド(Nike Mind)”を発表した。第1弾として、足入れしやすいスリップオンタイプの“ナイキ マインド 001”(1万3200円)とシューズタイプの“ナイキ マインド 002”(2万900円)を発売。ブラックとグレー、レッド(“001”のみ)の3色展開で、メンズとウィメンズのサイズを用意した。
“ナイキ マインド”の最大の特徴は、片足ごとに装着された22個の丸みを帯びた突起。歩くと弾むようなリズミカルな感覚を足底から感じられ、踏む力やバランス感覚に応じて、それぞれの突起が足裏を刺激する。この刺激に集中力を向けることで、心と体の連動を引き出し、パフォーマンス力向上につなげる。
“001”は、アスリートが競技前にマインドを整える時間、社会人が重要なプレゼンテーションを行う前などに履くと効果的だという。また“002”は、レースアップすることでシューズと足が固定され、立体ノードも足裏にしっかりフィット。軽さにもすぐれていて、普段使いやウオーキングにも履きやすい。
開発は、ナイキのスポーツ・リサーチ・ラボ内に設置されたマインドサイエンスチームが約10年をかけて行った。神経科学者や知覚研究者、生理学者、エンジニアら多様な専門家が結集し、脳活動、足裏圧力、筋電図などを解析しながら設計を進めてきたという。
エリック・アバール(Eric Avar)=イノベーション事業部門長兼クリエイティブ ディレクターは、「“ナイキ マインド”は、感覚に働きかけることで足、身体、心を目覚めさせるという新たなフットウエアのコンセプトを描く。パフォーマンスのパラダイム転換であり、アスリートのパフォーマンス向上を目指す未来的なアプローチだ」と語る。
「フラグメント」とコラボレーションか
“ナイキ マインド”の発売後、「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」を手掛ける藤原ヒロシが自身のインスタグラムに、「フラグメント」デザインの“ナイキ マインド”を公開。製品化されるかなどの詳細は明らかになっていない。