ゴヨウ ギャラリー(Goyo Gallery”)は、ホノルルを拠点に活動するアーティスト、クリスティン・バウコム(Kristin Baucom)の個展「PALI」を1月10日〜2月1日、テラダアート コンプレックスⅡ3階で開催する。
ハワイが紡ぐ光と影のパレット
クリスティン・バウコムは、ナチュラル・ダイの可能性を現代的視点で再定義するアーティスト。伝統的な染色技術に着想を得て、地元で採取した植物や花、そして地域のビジネスから玉ねぎの皮やコーヒーかすを集めるなど、あらゆる過程においてサステナビリティを大切にしながら作品に取り組んでいる。本展では、ハワイに位置するヌ・ウアヌ渓谷のパリ・ハイウエイ沿いで採取した植物によって形づくられた作品群をそろえる。
ハワイ語で“PALI”は「崖」を意味し、ヌ・ウアヌ渓谷の土地そのものを指すとともに、決断の縁に立つような感覚を象徴する言葉でもある。本展は新年の幕開けとともに公開され、4つの方位に着想を得た4枚パネルの吊り下げ彫刻“プリスマティック”、手作りのランプシリーズ、植物素材から作られた手漉きの作品を展開する。
■個展「PALI」
会期:1月10〜2月1日
定休日:月曜日
場所:TERRADA ART COMPLEXⅡ 3階 “Goyo Gallery”
住所:東京都品川区東品川1-32-8
時間:12:00〜19:00
入場料:無料