
「ザラ(ZARA)」は11月17日、「ルドヴィック デ サン サーナン(LUDOVIC DE SAINT SERNIN)」を率いるルドヴィック・デ・サン・サーナンとのコラボレーションコレクション“ルドヴィック・デ・サン・サーナン×ザラ”を発売する。「ザラ」一部店舗および公式オンラインストアで取り扱う。ウィメンズとメンズのレディ トゥ ウエア、シューズ、アクセサリーなど幅広いラインアップをそろえる。
アメリカ・ニューヨークのダイナミズムを表現したコレクション
同コレクションは、ルドヴィックの創造性を刺激し続けてきたアメリカ・ニューヨークが持つダイナミズムを体現し、1980年代初頭のストイックなムードと、ルドヴィック自身の初期のファッション感覚の源泉である1990年代後半から2000年代初頭のイージーシックな魅力を、現代へと再解釈した実用性とグラマラスな存在感が絶妙に共鳴し合う構成に仕上げた。
また、ルドヴィックを象徴する要素であるグラフィックモチーフ、構築的ディテール、シルエットを新たな解釈のもとで再構築した。ブランドの象徴であるメタルアイレットは、ポリッシュドクロームのスタッズとして再解釈され、レザートレンチコート、ミニドレス、スタックベルト、グローブのトリミングとして存在感を放ち、ホルターネックトップ、コラムガウン、ミニスカートには、特別にデザインした軽量メタルメッシュ素材を採用し、センシュアルでモダンな輝きを添えた。
素材面では、艶を湛えたウールやシルクダッチェスサテンで仕立てた豊かなテーラリング、贅沢にワックスを施したストーンウォッシュデニムをそろえる。デザイナーのレザーへの卓越したサヴォアフェールを体現するのが、しなやかなカーフスキンで仕立てられたコート、パネルボンバージャケット、多様なフィットのトラウザーだ。ほか、ジェットブラックのヘアカーフレザーを使用したカーコートは、コレクションを象徴する印象的な1着に仕上げた。
ゴードン・フォン・シュタイナーが監督したキャンペーンフィルム
時が静止したかのようなダウンタウン マンハッタンの夢幻的な情景を舞台にしたキャンペーンフィルムは、先鋭的な映像作家、ゴードン・フォン・シュタイナー(Gordon von Steiner)が監督を手掛けた。時間の停止にとらわれないわずかな人々が、同コレクションを讃える歓喜に満ちた祝祭へと駆け抜ける様子を描く。ルドヴィック自身に加え、アレックス・コンサーニ(Alex Consani)やアメリア・グレイ(Amelia Gray)といった、ルドヴィックがキャリアの初期から共に歩んできた時代を象徴するモデルたちも登場する。
ルドヴィックは同コレクションについて、「今回、私たちが共に創り上げたのは、まさに私が思い描く"理想のワードローブ"です。驚くほどのクオリティで仕立てられたピースの数々は、私自身が着たいと思うもの、そして友人たちにも、さらにはすべての人に着てほしいと思えるものです。このコレクションに取り組む中で、最も感動的だったのは、それがどれほどユニバーサルな存在になり得るかを実感できたことです。『ザラ』のおかげで、世界中の人々がルドヴィック・ド・サン・セルナンの世界観に触れることができるようになりました」とコメントした。