ファッション

ブライトリング、新CEOはリシュモンから

 時計メーカーのブライトリング(BREITLING)は最高経営責任者(CEO)に、ジョージ・カーン(Georges Kern)=コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT、以下リシュモン)前ヘッド・オブ・ウオッチメイキング・マーケティング・アンド・デジタルを迎える。カーン新CEOは同時に同社の株式も取得する。ジャンポール・ジラルダン(Jean-Paul Girardin)現CEOは副社長として同社に留まる。同社は4月に欧州を拠点とする投資会社CVC キャピタル・パートナーズ(以下、CVC)によって買収されている。

 カーン新CEOは、クラフトゼネラルフーズ(現モンデリーズ・インターナショナル)でキャリアをスタートさせ、1992年にタグ・ホイヤー(TAG HEUER)に移籍しウオッチ業界に参入。2002年から16年目まではIWCのCEOを務め、ブランドを再建した実績を持つ。

 ブライトリング社は「カーン新CEOのミッションは『ブライトリング』の世界進出を進めることと、デジタル及び小売りの実績を残すことだ。特に、われわれが重要視するアジア市場の成長を促進させることを期待している」と発表した。また、自身の保有する株式の大半をCVCへ売却したセオドア・シュナイダー(Theodore Schneider)=ブライトリング会長は、カーン新CEOのラグジュアリーウオッチ業界における経験・知識や独創性が「ブライトリング」の急成長に貢献することを期待していると語った。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。