ファッション

“お先真っ暗” トランプ勝利にファッション関係者から落胆の声

 アメリカで11月9日に開票された大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ候補が勝利したことを受け、SNS上でファッション関係者から驚きと落胆の声が上がっている。ファッション業界では国籍を問わず、ヒラリー・クリントン民主党候補をサポートする人が多かった。結果を知ったデザイナーたちは“お先真っ暗”を表す黒い画面や、頭を抱える自由の女神など、さまざまなビジュアルをインスタグラムに投稿し、アメリカの未来への危惧を表した。

 その一方で、マーク・ジェイコブスをはじめとするアメリカ人デザイナーの多くは選挙期間中、ヒラリーへの支持を表明すると共にフォロワーにも投票を促すコメントを数多く投稿していたが、トランプ候補の当選が確実になってからは投稿がピタリと止まっている。SNS上で自身の思想や意見をオープンに主張することの多い彼らが選挙の結果に対し沈黙を守っていることから、そのショックの大きさが窺える。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。