ビジネス

ケリングの2015年度決算は増収増益 「サンローラン」の成長強く

 ケリングの2015年12月期決算は売上高が前年比115%の115億8400万ユーロ(約1兆4711億6800万円)、EBITDA(金利、税金および減償却前利益)が同103%の20億5600万ユーロ(約2611億1200万円)、純利益が同131%の6億9600万ユーロ(883億9200万円)だった。

 ブランド別に見ると「グッチ(GUCCI)」の売上高が前年比111%の38億9800万ユーロ(約4950億4600万円)、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」が同113%の12億8500万ユーロ(約1631億9500万円)、「サンローラン(SAINT LAURENT)」が同137%の9億7300万ユーロ(約1235億7100万円)、「プーマ(PUMA)」が同113%の34億300万ユーロ(4321億8100万円)だった。

 フランソワ・アンリ・ピノー=ケリング会長兼最高経営責任者は「15年度のケリングの決算は下半期の好調な売れ行きと、利益率の改善の結果が反映された。われわれは新しい成長局面に入っている。ブランドの強みを生かし、長期にわたり、価値創造を最大化する」と説明している。

【関連記事】
LVMHの2015年度売上高は4兆6363億円 新興国経済の足取り重く
エルメス2015年度決算は増収増益 営業利益率は31.8%に

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。