ファッション

コレクションをファッション『だけ』の参考にするのはもったいない ファッションフリークOL「WWDビューティ」最新号につぶやく

 1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDビューティ」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuのリアルな目線を生かした「このニュースからはコレが見える」という切り口で、さまざまな記事につぶやきを添えます。

今日のニュース:P.6 『サステナマインドはバックステージでも台頭』

読み解きポイント:「コーディネートはヘアメイクまで!」

ニュースのポイント

 2020年春夏コレクションは環境問題に対するメッセージの発信や問題意識の喚起が多かった。ジャングルプリントや花柄を施したり、自然素材を用いたりの直接的な表現もあれば、ショー会場の小道具を再利用できるように工夫したり。それに合わせてヘアメイクでも生花や植物を用いる「ネイチャールック」が多出。そして大量生産・大量消費に危機感を覚える若者が増え、映えるデザインの勢いが落ち込むと同時に「ミニマリスティック」というトレンドに移行。さらに、「タイムレスな服こそ長く着られる」というサステナブルの視点から「エレガント」というキーワードも出ている。「ネイチャー」「ミニマリスティック」「エレガント」「ポジティブ」という4つのファッションキーワードをもとに、サステナマインドをビューティ目線で読み解く。

Azuはこう読む!

 コレクションルックやショー映像を見ていて楽しいのは、非現実的なコーディネートやヘアメイクがたくさん出てくるから。「絶対真似できない(笑)」というものも登場しますが、色使いやアイテムの合わせ方だったり、どこか削ぎ落としたり抜いたりすれば意外と着こなしのヒントになることも多いのです。

 ヘアメイクも同じで、「前髪に蛍光ピンクのフェザーなんて!可愛すぎるだろう!でも、できるかーー!(「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)2020年春夏コレクションを参照)」と思うのですが、その蛍光ピンクのフワフワ感をアイメイクに落とし込んだり、顔まわりのアクセサリーにしてみたり、エッセンスを工夫すれば日常生活に取り入れることができます。それをどうアレンジしようか考える時間も楽しい。

 そう考えるとコレクションルックやビジュアルを見た時にファッション「だけ」を参考にするのってちょっともったいなくて、「ヘアメイクもコーディネートの延長線上で考えたら、もっと楽しめる幅が広がるのでは?」と思い、この2年ほどはそういう観点でもコレクションを観察しています。

 今回の特集は、実際にコレクション取材をしたファッション担当の記者さんが分析した2020年春夏のキーワードに沿ってヘアメイクをピックアップしたもので、「は〜ん、なるほど!ミニマリスティックはアクセサリーにつながるのね!」と新鮮な視点でコレクションを見ることができます。

 個人的には、良いものを長く着ることでサステナビリティを実現する「ミニマリスティック」を際立たせてくれる「クリアスキン」にフォーカスしていきたいので、春に向けてライトな肌作りに勤しみます。

Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne

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