ファッション

全身デニムがアツい! ミラノ・ファッション・ウイークのストリートからデニムスタイルを厳選

 ミラノ・ファッション・ウイークの来場者たちのデニムスタイルは一味違った。ファッション・ウイーク期間中のニューヨークやロンドンでは、ストリートのデニムスタイルはノスタルジックなデザインと正統派の着こなしに傾いていたが、ミラノではデニムのよりワイルドな側面が見られた。

 ミラノでの来場者たちはブリーチ加工やオーバーサイズ、体にぴったりフィットしたものや大胆にカットされた肌見せデニムなどにチャレンジしていた。

 女性たちの間では上下デニムの着こなしが人気で、古くから存在するカナディアンタキシード(デニム・オン・デニムのスタイル)もトレンドのスティレットヒールやスクエアトウのホワイトブーツを合わせれば新鮮に映る。

 ブリーチ加工のジーンズには80年代風の主張があるアイテムをストラップサンダルと合わせたり、ベストや片袖のセーター、おばあちゃんぽいブーツなどを取り入れてデニムを活用していた。

 ストレートジーンズやマムジーンズも、80年代風のパワーショルダーブレザーとタートルネックのトップス、そしてインスタ映え必至の明るいピンクのニットとサテンシューズで着こなすなど、デニムの可能性は無限大だ。

 長めのデニムジャケットにTシャツ、絞り染めのジーンズに厚底ハイカーブーツを合わせたり、シワ感のあるナイロンのダウンコートの上にボクシーなデニムベストを羽織るなど、ストリートウエアとしても根強い人気がある。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

メンズ47ブランドの推しスタイル 2025-26年秋冬メンズ・リアルトレンド

「WWDJAPAN」6月16日号は、2025-26年秋冬シーズンのメンズ・リアルトレンドを特集します。ウィメンズに比べるとトレンドが見えづらいと言われるメンズウエアマーケットですが、近年、多くのブランドやアパレル企業が直面しているのは、気候変動という現実的な課題。夏が長く、冬が短くなっている中で、商品の投入スケジュールを調整したり、重衣料から軽アウターや通年着られるアイテムに秋冬物の軸足を移したり…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。