ファッション

「マック」の包装紙が洋服に 発表「マックチュール」

 アメリカのフロリダ州サウスフロリダのマクドナルド(McDONALD'S)が、マイアミ・インターナショナル・ユニバーシティ・オブ・アート・アンド・デザイン(MIAMI INTERNATIONAL UNIVERSITY OF ART AND DESIGN)の学生に、「マクドナルド」のパッケージを使った洋服のデザインを依頼した。通称「マックチュール」コレクションはこのほど、マイアミ・スイム・ウィークでランウエイショーを開催した。フライドポテトのボックスからハンバーガーの包装紙までを使ったメンズとウィメンズが全部で20ルック登場。生徒は7000枚以上の包装紙、2800個以上のフライドポテトのボックス、2800本以上のストロー、825個以上のソフトドリンクのフタ、225個以上の“ハッピーセット”の箱、250枚以上の“お持ち帰り”用の袋などを使ったという。ビニール袋はフリンジに、フライドポテトの箱は洋服の身頃に変わった。

 コンテストを兼ねたショーで優勝したのは、「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA'S SECRET)」のエンジェルたちもビックリの、「マックチュール エンジェル」を作った学生。1100枚のハンバーガー包装紙で作った7000匹のチョウチョが舞う力作だった。

 マクドナルドは7月26日から、フードデリバリーサービスの「ウーバー イーツ(UberEATS)」との協業でデリバリービジネスに参入。これを記念したアパレルライン「マックデリバリー コレクション」をスタートする予定だ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。