ファッション

香港オプティカルフェアに日本から最多出展

 アイウエアの国際展 第24回香港オプティカルフェアが11月9日から3日間、香港コンベンション&エキシビション・センターで行われ、世界28カ国・地域から約780社が出展し、1万数千人が来場した。日本からは、福井県眼鏡協会をはじめ、過去最多となる29社・団体が出展した。福井県のメーカー サンリーブ、眼鏡通販サイトを手掛けるオーマイグラス、金子昌嗣がデザインするインディペンデント・ブランド「ステディ」などが初参加。日本のアイウエアの市場規模が5000億円前後で伸び悩む中、日本企業のさらに高まるグローバル化への意欲が表れた。同フェアを主催する香港貿易発展局(HKTDC)のデータによると、香港はイタリア、中国本土に次ぐ世界第3位の眼鏡関連商品の輸出国で、眼鏡産業の重要拠点だ。HKTDCは、「以前は中国のOEM企業中心のフェアだったが、今は新しいデザイン、トレンド、技術力を世界に発信するアジアの代表的な重要イベントに成長している」と高まる国際性を強調する。会場は、中国本土のほかフランス、イタリア、韓国、台湾などのメーカーがパビリオンを構えた。17社が集まって日本パビリオンを設けた福井県眼鏡協会の田畑周徳・副会長(福井めがね工業社長)は「アジアだけでなく、世界各国からアイウエア業界のトップが来場していた。評価を高めているメード・イン・ジャパンの技術力をアピールでき、成果を上げている」と話す。さらに、同協会は、「アメリカのハイエンド・マーケットにどれだけ通用するか挑戦したい」と、来年3月、ニューヨークで開催される国際展ビジョン・エキスポにも初出展する予定だ。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。