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松屋、爆買い失速の打撃 売上高予想を90億円下方修正

 松屋は、インバウンド(訪日外国人客)の消費の落ち込みを受けて、2017年2月期の連結業績予想を下方修正した。修正後は売上高860億円(期初予想950億円)、営業利益11億円(同27億円)、純利益7億円(同18億円)。期初予想では百貨店事業における免税売上高を前期並と見込んでいたが、3~8月期でインバウンドの買い上げ単価が前年同期に比べて約3割下落していた。衣料品をはじめ足元の販売不振も踏まえて下方修正を決めた。

 銀座に旗艦店を構える同社は、08年のリーマンショックの影響を受けたものの、積極的な改装による効果とインバウンド消費の追い風で、16年2月期までの5期連続の増収を達成していた。とりわけ銀座店では訪日外国人の買い物スポットとして人気を博し、免税売上高が全体の約20%を占めるようになっていた。同社は今年春、中期経営計画を策定し、最終年度の19年2月期に売上高980億円の目標を掲げていたが、見直しする可能性が高い。