ファッション

「イン-プロセス」がリブランディング “デート”や“仕事”など5つのシーンに商品構成

 「イン-プロセス(IN-PROCESS)」は2017年春夏、MDを見直し、ロゴを刷新してリブランディングを図る。これまで参加し続けてきた東京ファッション・ウイークでのファッションショーを発表休止。通常よりも約2カ月早くバイヤーとプレス関係者に向けて展示会形式でコレクションを披露した。

 今季から新たに“オフィス”“ナイト”“デート”“ウィークエンド”“リゾート”の5つのライフシーン分けて商品構成。“オフィス”では、スモッキング刺ししゅうをカフスやポケットに施したセットアップをはじめ、“ナイト”はロング&リーンのシルエットをベースにしたチュニックやスカーチョを提案。“デート”はレースのブラウス、“ウィークエンド”ではマキシ丈のロングドレス、“リゾート”ではネックラインにパールを刺しゅうしたTシャツをラインアップしている。柄はメソポタミア文明から着想したモチーフを得意とするテキスタイルで表現。色はネイビーやベージュを基調にピンクやグリーンを挿し色に取り入れて、仕事着としてリアルに着用できるようにトーンを抑えた。ブランドロゴはクラシックな馬車のモチーフを外し、シャープでミニマルなデザインに変更した。

 大原由梨佳デザイナーは「これまでファッションショーのためにショーピースを制作してきたが、今季はMDを再構築してアイテムごとのイメージを明確にした」と話す。

 また、3シーズン目を迎えた三越伊勢丹ホールディングスのPB(プライベートブランド)「ナンバートゥエンティワン(NUMBER TWENTY-ONE)」とのコラボでは、シューズ2型とバッグ2型をそろえ、トータルコーディネートで見せる。

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