ファッション

スマイルズの宿泊可能なアート作品「檸檬ホテル」 「瀬戸内国際芸術祭2016」に出展

 スマイルズは7月18日、アート作品「檸檬ホテル」をアートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2016」に出展する。「檸檬ホテル」は「瀬戸内国際芸術祭2016」初日に香川県豊島(てしま)に開業し、実際に1日1組限定で宿泊可能なホテル。レモンを使用した料理を提供する他、ベッディングには豊島レモンで染めた布を使用する。「瀬戸内国際芸術祭2016」の終了後も運営し、宿泊料は一棟定員6人で、7月18日〜11月6日までの宿泊で4万円、11月7日以降が3万円。食事は夕朝食で1人6000円。鑑賞料は芸術祭会期中300円。予約受付は6月1日に「檸檬ホテル」公式サイト上でスタートする。

 遠山正道スマイルズ社長は、同作品について「平面や立体などの作品があるわけではなく、鑑賞者の胸の中でわずかに沸き起こった何かを感じてほしい。アートの存在や可能性を、われわれなりの感性で臆することなく軽やかに提示していく。同時に一人の働き方をこの作品に重ねた人生そのものであり、小さいが一大人生プロジェクトだ」とコメントする。

 なお、スマイルズは、食べるスープの専門店「スープストックトーキョー」やセレクトリサイクルショップ「パスザバトン」などを手掛ける他、デザインのコンサルタント・プロデュースを行うクリエイティブ企業。2014年には、市原アートミックス」、15年に「越後妻有大地の芸術祭」にアート展に作品を出展している。

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