PROFILE: (左)青柳寿枝/戦略デザイン本部デザイナー兼グループR&D アシスタント コーディネーター兼 開発横断新規PJ室 室長 (右)村本由理/プロダクト&ブランドマーケティング部 部長

日本の美容産業が世界で存在感を高めるには、何が必要なのか。現地のニーズに合わせた商品開発から、人の技やサービスを生かした体験づくり、ODMとの連携、複数ブランドを束ねた売り場づくりまで、その方法は一つではない。海外展開の最前線に立つ7社の取り組みから、Jビューティを世界に広げるためのヒントを探る。(この記事は「WWDJAPAN」2026年9月28日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)
ロート製薬
ROHTO Pharmaceutical
[ 医薬品・化粧品 ]
□ GLOBAL VIEW_海外で勝つために必要なこと
思想と品質は守り、現地の生活から価値をつくる
□ J-BEAUTY VIEW_「Jビューティ」をどう考える?
美と健康を切り離さない「日本型ロンジェビティ」
□ GLOBAL DATA
主な海外展開地域:アジア、欧州、北米など 海外売上比率:50.7%(2025年度) 主要展開ブランド:「肌ラボ」「肌ラボ TOKYO」
現地の暮らしを起点に、商品も売り方も変える
ロート製薬の海外事業を貫くのは、「グローカル」という考え方だ。日本の商品や売り方をそのまま持ち込むのではなく、ブランドとして守る思想や品質は共通にしながら、商品やコミュニケーションは現地の生活者に合わせる。海外売上比率は2025年度に50.7%と初めて半数を超え、海外事業はグループの成長を支える柱になった。中心はアジアで、ベトナムやインドネシアが成長をけん引する。中でも「肌ラボ(HADALABO)」は世界60カ国以上に広がった。気候や肌質、生活習慣、購買行動までを捉え、現地のメンバーとともに商品や戦略を組み立てる。
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