「ディオール(DIOR)」はこのほど、アメリカの独立系映画スタジオ「A24」との2年間のパートナーシップを発表した。両者は今後、スクリーン内外での厳選されたプログラムを通じて著名なタレントから新進気鋭のクリエイターまでを支援するほか、若者が映画や演劇の創造的および実践的な側面の両方に触れる機会への投資も行うという。
サブリナ・カーペンターが出演する短編フィルムも
今回のパートナーシップは、「ディオール」が映画界と築いてきた長年の関係性を基盤に、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)クリエイティブ・ディレクターのファッションと映画の対話への継続的な関心から実現。アーティストとストーリーテリングの重要性、そして映画、演劇、ファッションなど、クリエイティブな交流を育むことを目指すという。
「クリエイティブに突き動かされる2つの世界を並べると、そこには胸が躍るような何かが生まれる。 それぞれが単独では決して見出せなかったものを、互いに引き出し合う様子が見えてくるのだ。 まさにそこに、面白いことが生まれる瞬間がある」(ジョナサン・アンダーソン)
また「ディオール」は、A24が2025年にニューヨークで開業した文化的拠点「チェリー レーン シアター(Cherry Lane Theatre)」のプレミアパートナーを務め、広範囲にわたるクリエイティブ・コミュニティーのコラボレーションも行う。
そして、パートナーシップは「チェリー レーン シアター」の1周年記念イベントを皮切りにスタートする。クィア・パフォーマンス・アート界の第一人者であるジャスティン・ヴィヴィアン・ボンド(Justin Vivian Bond)が、同施設の創設者の1人である詩人・劇作家のエドナ・ミレイ(Edna Millay)に着想した一夜限りの公演「ボス エンズ(Both Ends)」を行い、衣装をジョナサン=クリエイティブ・ディレクターが担当。「ディオール」26-27年秋冬メンズ・コレクションのインスピレーションにもなった、クチュール界のレジェンドであるポール・ポワレ(Paul Poiret)のアーカイブ作品を着用するという。
なお現在、両者のYouTubeチャンネルでは短編フィルムを公開しており、サブリナ・カーペンター(Sabrina Carpenter)をはじめ、ジョシュ・オコナー(Josh O’Connor)やドリュー・スターキー(Drew Starkey)、カミーユ・コッタン(Camille Cottin)、ソフィー・ワイルド(Sophie Wilde)らが出演している。