ファッション

PPRが「クリストファー・ケイン」の株式過半数を獲得

PPRが「クリストファー・ケイン」の株式51%を獲得するようだ。弊紙の昨年12月3日号で既報の通り、PPRが同ブランドをバックアップするという噂が流れていた矢先のことだった。ケインは昨年11月末に3年間続いた「ヴェルサス」のデザイナーを辞任。同時期に、「バレンシアガ」のニコラ・ゲスキエールの辞任が発表されゲスキエールの後任の候補にも挙がっていた。

PPRは、「クリストファー・ケイン」をグローバル・ラグジュアリー・ブランドに成長させる意向であり、2014年にはロンドンに初となる路面店の出店及び、同ブランドのセカンドラインをスタートする予定だ。PPRは、中小ブランドを世界的なラグジュアリー・ブランドに成長させるのを得意としており、01年に買収した「バレンシアガ」の規模は当時の11倍にもなっている。

「『クリストファー・ケイン』は、既にラグジュアリー・ブランドとして確立しており、大きな可能性を秘めている。我々のノウハウを使ってそのクリエイティビティを更に進化させ成長させたい」とPPRのフランソワ・アンリ・ピノー会長兼最高経営責任者はコメント。

ケインは、セント・マーチン美術大卒業後、06年に自身のブランドを設立。09年にTシャツのライン、10年にはリゾート・コレクションとメンズウエアをスタートした。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。