「WWDJAPAN」8月31日発売号は、別冊「ビジネスリポート」2026年上半期です。全国の百貨店、都内の主要ファッションビル、EC、古着店への取材とアンケートをもとに、26年上半期(主に1〜6月)の好調ブランドとヒットアイテムを一挙にまとめました。膨大な数字データの向こう側に、ファッション&ビューティビジネスの現在地が解像度高く見えてきます。
百貨店の特選売り場では、全国19百貨店・21売り場へのアンケートからブランド伸長率ランキングを算出。トレンドの圧倒的なけん引役が不在のなか、買い手の選択が「普遍的な価値があるモノ」=ステイプルに集中している構図を、インバウンド消費の「量」から「質」への変化とあわせて読み解きます。宝飾売り場は、価格改定による客単価アップで前年同期比2ケタ以上と大幅に伸長しました。全国14百貨店のアンケートで、圧倒的な支持を集めたのはどこのブランドだったのでしょうか?
化粧品売り場は、インバウンドの失速で全体は力強さを欠いたものの、リップやフレグランスには明確なヒットが誕生。27店舗のアンケートと阪急うめだ本店、シンクス バイ トウキュウ デパートメントストアのバイヤーインタビューで深乗りします。「百貨店ヒット商品ランキングTOP10」も必見です。
ショッピングセンターは、ルミネ新宿、ルミネエスト新宿、渋谷109、渋谷パルコの4館を取材。各館の数字ベースでの実績とともに、周年施策や顧客化、テナント連携など、伸びを支える各館の取り組みを責任者に聞きました。
元日に単日最高を更新したゾゾタウン、Z世代のリアルな売れ筋
後半は、EC&古着のヒットアイテム特集です。元日の売り上げが単日過去最高を更新した「ゾゾタウン」は、月別の「急上昇トレンドアイテム5選」でヘンリーネックやベロアリボンなどZ世代のリアルな売れ筋を可視化。「ゾゾコスメ」は母の日企画で5月に上期最高の成長率を記録しました。古着では、バンドTシャツやシャツが売り上げを伸ばし、女性向け「Y2K」で新顧客を開拓する「ウィゴー」と、適正価格の見直しと利便性向上で成長を維持する「セカンドストリート」に、二次流通市場の現在地を聞いています。
(COVER CREDIT) DESIGN : JIRO FUKUDA