メガブランドになると数百人を招待し、その世界観を余すことなく表現するクルーズ・コレクションの発表が相次いでいる。特に今年は、昨年就任した新デザイナーが移籍先で初めてのクルーズ・コレクションを発表するブランドも多く、注目が集まっている。「WWDJAPAN」は「シャネル(CHANEL)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「グッチ(GUCCI)」のクルーズ・コレクションを取り上げてきた。今回は、「ディオール(DIOR)」と「フェンディ(FENDI)」の最新コレクションを紹介する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年6月8日号からの抜粋です)
「ディオール」
ジョナサンのビジョンを男女合同ショーで
「ディオール」は、ロサンゼルスでショーを開催。ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)による一つのビジョンを打ち出すべく、男女合同のショーを開催した。ブランドとハリウッドの関係性に着目し、アルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)監督の「舞台恐怖症」でマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich)が着用した1949年春夏オートクチュールを着想源にチョイス。メンズではハリウッド俳優のように光り輝くスーツなどを打ち出したがグランジ風のシャツなどでカジュアルダウン。
INTERVIEW:
ファンタジーと現実の狭間にいる、
映画の登場人物について考えた

ジョナサン・アンダーソン/「ディオール」アーティスティック・ディレクター
ジョナサン・アンダーソンはロサンゼルスで開催した初のクルーズコレクションで、ハリウッドへのラブレター、そして夢と幻想の力をテーマにした。ジョナサンはコレクションについて「スクリーンの中と、スクリーンの外という概念を考えていた」という。
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