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OTB、傘下の「ヴィクター&ロルフ」を完全子会社化 持分を100%に引き上げ

ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」などを擁するOTBは6月4日、同じく傘下に持つ「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」の持分を100%に引き上げ、完全子会社化したことを発表した。金額など取引の詳細は非公開。

2008年に過半数株式を取得

同ブランドは、1993年にヴィクター・ホスティン(Viktor Horsting)とロルフ・スノラン(Rolf Snoeren)が設立。コンセプチュアルかつアバンギャルドな作風で知られ、98年春夏シーズンからパリでオートクチュール・コレクションを発表してきたが、2000年からはプレタポルテに注力するべくオートクチュールを休止。08年、OTBが株式の51%を取得した。その後、13-14年秋冬シーズンからオートクチュールを復活し、15-16年秋冬シーズンを最後にプレタポルテを終了。19年、OTBは持分を70%に引き上げた。また同社は25年2月、クリエイティブ・ディレクターを務めるヴィクターとロルフのデザイナーデュオとの契約を5年延長。同年3月には、26年春夏シーズンからプレタポルテを復活することを発表した。

また、ブライダル・コレクションの「ヴィクター&ロルフ マリアージュ(VIKTOR&ROLF MARIAGE)」とアイウエアの「ヴィクター&ロルフ ヴィジョン(VIKTOR&ROLF VISON)」のほか、ロレアル(L'OREAL)と提携したフレグランス事業を展開している。

OTBの会長およびデザイナーデュオのコメント

OTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、「ヴィクターとロルフは、コンテンポラリーファッションにおいて最も先見の明と影響力を持つデザイナーだ。彼らとは、互いに対する敬意、クリエイティブ上の自由、そして現代のクチュールにおける最も革新的な言語で実験的な試みをしようという意欲を基盤とした素晴らしい旅路を共に歩んできた。今回の子会社化により、クリエイティビティー、芸術上の探究心、カルチャー的な先進性を持ち、グローバルなラグジュアリー市場で真にユニークなブランドとして比類のない存在感を放つ『ヴィクター&ロルフ』と、さらに結び付きを強めることができた」と語った。

ヴィクターとロルフは、「今後も『ヴィクター&ロルフ』のクリエイティブ・ディレクターとして、ファッションをアイデアと実験の研究室のように捉え、活動できることを大変うれしく思う」と述べた。

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