グローバルサッカークラブで、同名のブランドも展開している「パリ・サン=ジェルマン(PARIS SAINT-GERMAIN)」は、ゴールデンウィーク期間中5月2〜5日の期間限定で、東京・渋谷にある「メディア デパートメント トウキョウ」で、体験型ポップアップスペース「イシ・セ・パリ・ラ・メゾン(ICI C’EST PARIS LA MAISON) 」を開催する。1日に行われたオープニングセレモニーでは、 クラブのレジェンド選手であるジェイ=ジェイ・オコチャ氏が初来日し、クラブCBO(最高ブランド責任者)のファビアン・アレグレ氏、CRO(最高収益責任者)のリチャード・ヘーセルグレイヴ氏とともに鏡開きを行った。
3フロアで行われる大型ポップアップ
本イベントは、「パリ・サン=ジェルマン」の持つファッション、音楽、アート、フードをはじめとしたパリの文化的価値と、東京のカルチャーが融合した没入型空間として展開。これまで同イベントはロサンゼルス、ドーハ、ロンドンで開催されたが、今回が日本初上陸となった。
ファッションでは、「エディフィス(EDIFICE)」や「ニードルズ(NEEDLES)」、「ニューエラ(NEW ERA)」などのアパレルブランドや、「鉄腕アトム」など日本のカルチャーやアーティストとコラボした限定コレクションが販売される。また日本にも店舗を構えている「ラ・ブリュルリ・ド・ベルヴィル」や「メゾンカイザー」と協働し実現した、パリの職人技が味わえるカフェや、フランスと日本の食文化の融合をテーマにした予約制の「ビストロ ポールベール」のビストロも展開する。
その他、日本のカルチャーを代表するサッカーやレーシングゲームが楽しめるスペースや、購入したTシャツにオリジナルのスクリーンプリントやパッチを施せるテキスタイルカスタマーサービスも展開。フロア全体を通して「パリ・サン=ジェルマン」が解釈するパリと日本の文化が融合した姿を楽しめる。
クラブCBO、ファビアン・アレグレ氏にインタビュー
WWD:「パリ・サン=ジェルマン」が日本に届けたい文化、クリエーションとはどのようなものか?
ファビアン・アレグレ氏(以下、ファビアン):今回のコンセプトは、単なる物販のイベントではない。“ラ・メゾン(=家)”と名前にも入っている通り、まるで友人の家に来たかのような体験をしてほしいと思っている。カフェでドリンクや軽食を楽しんだり、DJがプレイする音楽を楽しんだり自由にレコードを聴いたりと、思い思いのくつろぎ方ができる。サッカー選手たちが実際にリカバリーに使用しているマッサージチェアもある。全ての体験を通じて「パリ・サン=ジェルマン」のことを知ってほしい。
WWD:日本は「パリ・サン=ジェルマン」にとってどのような地域か?
ファビアン:日本はとても重要な国だ。フランスにとって、世界で最も共通するカルチャーを持っている国、と言える。アート、ファッション、ミュージック、ガストロミーなど、多くの文化に親和性がある。表現の仕方はそれぞれの国で違うが、土台となる伝統や考え方はとても似ている。
WWD:今回、日本のローカルブランドとのコラボも多く行われている。
ファビアン:「エディフィス」とは11年来のパートナー関係だ。「パリ・サン=ジェルマン」の日本でのオフィシャルストアの運営はベイクルーズが行ってくれている。「ニードルズ」とは3年前からコラボレーションの話を進めていた。今の日本のエンブレマティック(象徴する)なブランドだと感じている。それぞれのブランドは、私を含む「パリ・サン=ジェルマン」のクリエーションの考え方と共鳴し、我々らしくアレンジしてコラボレーションを行うことができた。
WWD:鉄腕アトムとのコラボレーションも。
ファビアン:鉄腕アトムとも4、5年かけてコラボレーションを実現した。コラボレーションのたびに反響も大きくよく売れる。私自身、大好きでオフィスや自宅にもフィギュアを飾っている。実は、ベアブリックよりも好きなんだ(笑)。
WWD:これからW杯が開催され、サッカー人気もより盛り上がっていく中で「パリ・サン=ジェルマン」はどのような展開をしていくのか。
ファビアン:ワールドカップの間、同じイベントをニューヨークとロサンゼルスで開催する。クラブの存在感を世界にアピールしていきたい。また、クラブには多くの国籍を持つ選手がいて、それぞれの国代表として参加するものもいる。これは間接的に我々がワールドカップに出場しているもの、と認識し、このイベントを盛り上げていきたいと思っている。
■「イシ・セ・パリ・ラ・メゾン」開催概要
開催場所:メディア デパートメント トウキョウ
住所:東京都渋谷区宇田川町 19-3
日程:5月2〜5日
時間:11:00〜21:00
入場料:無料
※一部コンテンツは事前予約制・人数制限あり