ファッション

「ピーター イェンセン」と「レイ ビームス」がコラボ 今日デザイナーが渋谷のビームス タイムに来店

 「レイ ビームス(RAY BEAMS)」は、アイキャッチなプリントで知られる「ピーター イェンセン(PETER JENSEN)」とのコラボレーションでカプセルコレクションを発売した。先シーズン、オーダーした別注アイテムが好評だったことから制作することになった同コレクションは、ブルゾン、ワンピース2型、スウェット、Tシャツの5型で構成。渋谷のビームス タイム(東京都渋谷区神南1-14-7)を始め、レイ ビームス各店で販売している。また、今日12日には、ビームス タイムでデザイナーのピーター・イェンセンの来店イベントを実施。14時から17時まで店頭で来店客を迎える。数々のコラボレーションを行なっているビームスだが、デザイナー自身が店頭に立つのは稀。自ら店頭に立つことを決めたというイェンセンに話を聞いた。

 

------カプセルコレクションのテーマは?

「レイ ビームス」の今季のテーマ「MY MARINE」にちなんで「マリン」。ちょうど「ピーター イェンセン」の2014年リゾート・コレクションのためにデザインしたグラフィックの中に、錨(いかり)を描いたものがあった。結局、リゾートでは使用しなかったが、今回のテーマにぴったりだったので使うことに。そのプリントやカラフルなボーダーを、アーカイブピースのフォルムにのせて、マリンテイストのウエアを仕上げた。

 
------今回店頭に立とうと思ったきっかけは?
このコレクションは日本女性に向けたものだが、コレクションを作る時に浮かんだのは、自分のスタジオで働いている子や付き合いのあるバイヤーくらい。日本は「ピーター イェンセン」の最大のマーケットでもあるが、実際に自分の作った服を着ている人とふれあう機会が今までなかなかなかったから、この機会に店頭でお客さんとふれあいたいと思った。特別な機会だからぜひ遊びにきてほしい。

 
------「レイ ビームス」だけでなく、「Bストア」や「コレット」など、コラボレーションに積極的だが、あなたにとってほかのブランドやセレクトショップとの協業とは?
自分のブランドだけを手掛けているだけでは得られない経験を得ることができるチャンス。例えば、企業という構造の中で働くのは、「ピーター イェンセン」のコレクションを作るのとはまったく違うプロセスだ。誰かと一緒にものづくりを行なうことで、フィードバックを得たり、自分では思いつかないようなアイデアをもらえることもある。また、「ピーター イェンセン」のことを知らない人たちにブランドを知ってもらうきっかけにもなっているので、ポジティブに捉えている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。