「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、コンテンポラリーアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とコラボレーションした“ティファニー & アーシャム スタジオ ハードウェア ネックレス”を全39点限定で発売する。同アイテムは、“ブロンズ エローデッド ペニー ベッセル(侵食した硬貨のブロンズ製ケース)”と呼ばれるブロンズ製ケースに収められる。
今回のコラボでは、「ティファニー」のアーカイブに残る1971年製のハードウエアコレクションから、アイコニックなデザインをモダンに再解釈した。18Kホワイトゴールドに計6カラットを超える約1000石のダイヤモンドと、計3カラットを超える約500石のツァボライトを使用。ニューヨークのアーシャムスタジオで手作業で製作した。
ブロンズ製ケースは、1885年に「ティファニー」が手掛けたアメリカ合衆国国章のデザインと、2013年にアーシャムが発表した“スタディ オブ ジ エローデッド ペニー(侵食した硬貨の研究)”に着想を得た。緑青をまとったブロンズにクリスタルを配し、アーシャムの代表的な“フューチャー レリックス(未来の遺物)”の美学を体現する。
ネックレスを入れたケースは、アート作品を運ぶ木箱をイメージし、金属製の留め具を施した“ティファニーブルー”の木箱に収める。また、「ティファニー」とアーシャムの両名が入ったホワイトグローブを収めたブルーボックスも付属する。
アーシャムは、「私の作品は、歴史とは生きて進化するという考えを探求している。『ティファニー』もまた、クラフツマンシップとヘリテージに対する深い敬意を共有している。このコラボレーションを通して、私の“フューチャー レリックス”というコンセプトをさらに進化させ、アイコニックなシンボルを全く新しいものへと変貌させることができた」とコメントした。