ビューティ

サロン専売スタイリング剤ブランド「モノーク」がデビュー オイル毛やビルドアップ毛に着目

サロン専売メーカーのミアンビューティーはこのほど、サロン専売スタイリング剤ブランド「モノーク(MONOQU)」を発売した。

ブランド名は、“モノ”(一つの)と“クオリティ”(質)を組み合わせた造語で「オンリーワンの個性を大事に」という意味を込めた。ブランドコンセプトは「揺るぎない私を作る」。かっこいい思考や世界観を好む、25〜35歳のZ世代やミレニアム世代をメインターゲットとしている。

製品開発は、オイル毛やビルドアップ毛(スタイリング剤やシャンプー、トリートメントなどの油などが髪や頭皮に蓄積し、取り除かれないまま残留する状態)に着目。オイル毛やビルドアップ毛のデメリットを解消すべく、「水分と油分のコントロールで仕上がりが持続し、1日崩れない」「洗い落とせて過剰な油分が蓄積せず、使い続けてもべたつかない」「タンパク成分でケアし、髪の状態をキープする」の3つを全アイテム共通機能として採用した。

製品は、“オイル”(60mL、3740円)、“バーム”(45g、3740円)、“オイルジェリー”(80g、3300円)の3つをそろえる。“オイル”は、潤いと繊細な束感が続くニュートラルな質感のスタイリング専用オイルだ。塗布後のベタつきや酸化臭を防ぐ処方とした。“バーム”は、しなやかな束感が続き、手櫛が通せる滑らかな溶け感が特徴。シャンプーでの洗い落ちが良く、毎日のように使い続けることができる。“オイルジェリー”は、指通りの良さが続く新感覚のゼリー形状のスタイリング剤だ。ぱさつかずに潤いとまとまりが続く質感を目指した。

香りはビターシトラスウッディを採用「ターゲットに合わせ、万人受けではなく少し個性的な香りをチョイスした」(ブランド担当者)。オイルやバームには、酸化臭を感じにくい香料を使用している。

「見る人が自分自身に置き換えてイメージして欲しい」(ブランド担当者)という狙いから、全て目を隠したモデルビジュアルに仕上げた。ターゲットとするZ世代やミレニアム世代は「SNSの影響を受けて、口コミやインフルエンサーレビューを参考に自分に最適なものを選ぶ」と推測し、プロモーションはSNS施策に注力する。

6月には、第2弾としてウォータージェルとバームワックスを発売する予定だ。

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