ファッション

日清紡の繊維は今期、東京シャツ買収効果で売上高も利益も大幅増

 日清紡ホールディングスの2015年3月期の繊維事業は、売上高が前期比92.2%の473億6100万円、営業損益が4億7500万円の損失(前期は5億5200万円の黒字)と赤字に転落した。主力のシャツ地とデニム生地が低調だった。今年3月末で不振の続いていた老舗シャツアパレルのCHOYAを清算する一方、成長著しいシャツSPAの東京シャツを傘下に収めており、16年3月期は売上高が655億円、営業利益33億円と、大幅な増収・増益を計画する。増収の大部分は東京シャツの売上高150億円で、営業利益では東京シャツが20億円、CHOYA清算による赤字削減分が10億円、海外の主力拠点であるインドネシアが前期比で4億3000万円増の7億円となる。

 日清紡HD全体では、15年3月期の売上高が前期比105.9%の5237億円、営業利益が同104.3%の137億円、経常利益が同93.1%の206億円、純利益が同152.0%の136億円だった。16年3月期は売上高5500億円、営業利益200億円、経常利益250億円、純利益160億円を見込む。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。