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マークスタイラーの恵藤会長が退任 事業の選択と集中が課題

 「エモダ(EMODA)」「ムルーア(MURUA)」などを手掛けるマークスタイラーの創業オーナーである恵藤憲二・代表取締役会長が退任した。9月16日付。退任理由は「一身上の都合」とのこと。同社では6月26日付で当時代表取締役社長だった恵藤氏が代表取締役会長に、秋山正則・取締役が代表取締役社長に復帰する人事を行っている。今後も秋山社長をトップに、中国子会社の董事長やグローバル本部長なども務めた経験のある早川紀夫・取締役生産本部長と、新たに取締役に就任したコーポレート本部長経験者の武田直之グループ統括室室長の取締役3人体制となる。

 マークスタイラーは「マーキュリーデュオ(MERCURYDUO)」「ムルーア」「エモダ」「ダズリン(DAZZLIN)」などを中心に、ガールズプロデューサーブームを牽引。かつては「レクレルール」、最近では「ヴァルヴィート81」や「ボルニー」「ザ デイズ トウキョウ」などのセレクトショップを展開。最近のガールズ系市場の低迷や、契約した「フレッドシーガル」の開業の遅れ(当初予定は2013年秋だったが、2015年春にずれ込み)などもあり、収益性が悪化していた。「ハンアンスン(HAN AHN SOON)」や「シセ(SISE)」など買収した東京コレクション系ブランドも売却している。

 ただし、ブランド知名度や営業力のあるブランドもあるため、今後は事業の選択と集中を行い、経営の建て直しを図る。全社を挙げた大型ファッションイベント「タッチミー」についても休止し、各ブランドごとに施策を見直すという。

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