ファッション

青学が箱根駅伝総合優勝 チーム支えた「アディダス」の“超軽量”かつ“超高額”シューズ

1月2、3日に行われた箱根駅伝は、青山学院大学の2年ぶり7度目の総合優勝で幕を閉じた。同チームで10人中6人が着用し、総合優勝をサポートしたのが「アディダス」だった。

特に注目を集めたシューズは、2区の黒田朝日選手、3区の太田蒼生選手が着用した、“アディゼロ アディオス プロ エヴォ1(ADIZERO ADIOS PRO EVO 1)”だ。昨年9月のベルリンマラソンで、エチオピアのティギスト・アセファ選手が女子世界記録を樹立する際に履いたシューズでもある。

一般的なカーボン入りシューズが片足200グラム前後なのに対し、同シューズは138グラム(27.0cm)と超軽量。またパーツの組み立てから仕上げまで職人の手で行うため、定価8万2500円とかなり高額だ。着用目安はフルマラソン一回限りだが、黒田選手、太田選手ともに区間賞を獲得し、同シューズの速さを証明した。

なお、アルペングループによると、シューズシェア1位は「ナイキ(NIKE)」の98人(42.6%)、2位は「アシックス(ASICS)」の57人(24.8%)、3位は「アディダス(ADIDAS)」の42人(18.3%)、4位は「プーマ(PUMA)」の20人(8.7%)、5位は「ミズノ(MIZUNO)」の5人(2.2%)だった。「アディダス」は昨年から1ランクダウンしている。

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