ファッション

「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン」2017年春夏パリ・メンズ・コレクション

REPORT

チンピラだってホントはラクしたいんです

インビテーションには、タトゥーを思わせるモノクロのイラスト。同じイラストは、モデルの首や腕、足、時には顔にさえのせられ、彼らは観客ガンを飛ばしながら、自信満々に四角形のランウエイを縦横無尽に歩き続ける。「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン」の2017年春夏コレクションは、「チンピラ」がテーマ。まさに不良が酒を飲みに夜の街に繰り出す時のような、漆黒のスタイルが次々と現れる。

 チンピラは、重厚感あふれるレザーが好きだ。だから今季のキーマテリアルは、春夏にもかかわらず、重ためのレザー。ボックスシルエットのピーコートや、「ジュンヤ」らしく異素材と切り替えたワークシャツなどが目白押し。シャツやTシャツも、刺青のような和テイストボタニカル、スカル、鉄条網のプリントでワルい。

 しかし、イマドキのチンピラは、ワルいだけじゃない。実はカワイイものが好きだし、何より、ガマンしてまでカッコつけたりはしない。その証拠に、レザーアウターのインナーは、カラフルな小花柄。スカジャンや後半のライダースは、実はニットやスエットなどで、着心地も良い。パンツもジャージーのようなボーダーの股引。イキるけれど、実は完全なワルでもない。そんな、“裏のある”男性像を描いている。

LOOK

COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN x コレクションの記事

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

長寿&人気の販売員特集 ファッション&ビューティのトップ販売員20人の今【WWDBEAUTY付録:「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2026」結果発表!】

「WWDJAPAN」8月24日号は、毎年恒例の人気企画「販売員特集」。ファッションとビューティ、業界きってのえりすぐり20人に、素顔と接客の流儀、販売員としての矜持を聞きました。販売業は人手不足という現実に直面する中で、構造的な変化のただ中にあります。数万、数十万単位のフォロワーを抱えるインフルエンサー販売員が現代版のカリスマ店員として台頭し、地方の郊外モールから等身大の魅力で驚くほどの売り上げを…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。