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ティファニー財団が海洋や景観保護に1億ドル超の支援 20年以上の活動で

 ティファニー財団(Tiffany & Co. Foundation)はこのほど、全世界の海洋と景観の保護支援における助成金交付総額が1億ドル(約132億円)を上回ったことを発表した。同財団は、社会貢献活動に取り組むため2000年に設立。以来20年以上にわたり、海洋保護やサンゴ礁保護、景観保全をはじめ、地域社会と地球に有益な活動を行う団体を支援してきた。

 同財団は、海洋保護ではこれまでに30箇所以上の海洋保護区の創設と実現を支援し、五大洋にわたる1100万平方メートル以上を保護してきた。主な支援先は国際環境NGOのコンサベーション・インターナショナル(Conservation International)や、ワイルドライフ・コンサベーション・ソサエティ(Wildlife Conservation Society)、オーシャンズ 5(Oceans 5)などで、今後も支援活動を継続し、30年までに全海洋の30%の保護を目指す。ほかにも、ハワイやカリブ海、オーストラリア、コーラル・トライアングルなどの海域を対象に、世界30カ国以上のサンゴ礁の保護・育成を支援する。

 景観保全においては、米国西部各地の廃坑の浄化を支援し、豊かな生態系があり文化的にも重要とされる約4万平方キロメートルの土地を保護。非政府組織リゾルブ(RESOLVE)も支援し、西アフリカ・シエラレオネにあるダイヤモンドの廃坑を存続可能な農業用土地に復興する取り組みに貢献している。

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